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Intuitive MachinesがNASAから4度目の月面輸送を受注。契約額は約171億円【宇宙ビジネスニュース】

【2024年9月2日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

月面輸送サービスを手がけるアメリカのベンチャーIntuitive Machinesは8月29日、NASAから新たに6つのペイロードを月の南極付近に輸送する契約を受注したことを発表しました。契約額は1億1690万ドル(約170.9億円)に上ります。

Intuitive MachinesがNASAの商業月面輸送サービス(CLPS)の一環で契約を受注するのは今回で4回目です。

宙畑メモ:商業月面輸送サービス
商業月面輸送サービス(Commercial Lunar Payload Services,通称CLPS)とは、NASAが民間企業から公募して物資を月へ輸送するサービスを調達する取り組みです。

輸送するペイロードには、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が開発を主導する月面の地下から資源のサンプルを採取する装置や月の表面組成を調査し、表面温度分布の地図化を目指す赤外線の波長を測定する装置などが含まれています。さらに、民間のペイロードも輸送する見込みだといいます。

なお、2024年11月以降に予定されているIntuitive Machinesの2回目となる月面着陸船の打ち上げについては機体の組み立ての最終段階にあります。続く3回目の打ち上げに向けた作業も進んでいるということです。

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参考

Intuitive Machines Strengthens Lunar Service Capabilities with $116.9 million NASA Lunar Contract Award

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