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米ロケットベンチャーAstraが国防イノベーションユニットから約67.5億円の契約を獲得【宇宙ビジネスニュース】
【2024年10月28日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
アメリカのロケットベンチャーAstraは10月23日、国防イノベーション・ユニット(DIU)から「Rocket 4」の開発を支援する最大4,400 万ドル(約67.5億円)の契約を獲得したことを発表しました。
Astraは2021年7月にNASDAQ市場に上場しましたが、打ち上げの失敗が続き、経営不振に陥っています。2023年8月に従業員約70人を解雇。2024年3月には株式の非公開化に踏み切ることを発表していました。
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米小型ロケットベンチャーAstra、株式の非公開化へ【宇宙ビジネスニュース】
一部報道によれば、AstraはRocket 4を2025年末までに打ち上げる計画だといいます。さらに新たな資金調達ラウンドで約5000万ドルの資金を調達する計画もあるということです。次回の打ち上げで飛行を再開できるのか、Astraの動向に関心が集まっています。
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参考
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