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衛星データスタートアップSolafune、エジプト政府機関とMOU締結。農業や鉱業で貢献へ【宇宙ビジネスニュース】
【2025年4月30日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
衛星データや地理空間データに特化したコンテストの運営などを手掛けるSolafuneは4月23日に、エジプト政府機関とMOUを締結したことを発表しました。
SolafuneはMOUを通じて、エジプト政府との関係をさらに深め、リモートセンシング技術をはじめの宇宙技術分野における協力を進めていきたい考えで、特に「農業、鉱業、環境保全といった主要分野に当社の技術を応用していく予定です」と説明しています。
なお、Solafuneは、2024年7月には、アフリカ・ザンビア共和国における地表面の資源ポテンシャルに資する情報の取得を目的とした全土解析を実施するために、衛星データ取得技術を経済産業省の外局である資源エネルギー庁が管轄するエネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)に提供することを発表していました。
さらに、4月4日には、同社の衛星データプラットフォーム「Solafune」が、世界120以上の国と地域で利用されるサービスに拡大したこと、さらには採掘が行われている地域を分析する技術など、これまでに25,000以上のアルゴリズムが開発されていることを報告するなど、世界各国に向けてサービスを展開している様子が伺えます。
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