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サグリがSBテクノロジーと資本業務提携。行政デジタル化への貢献を目指す【宇宙ビジネスニュース】
【2022年12月21日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
12月21日、衛星データとAIを活用して農業問題の解決に取り組むスタートアップ企業サグリがSB テクノロジーと資本業務提携を締結したと発表しました。
サグリは地方自治体とともに実証を重ね、圃場管理を効率化するアプリケーション「Sagri」や作付け調査を効率化する「デタバ」をリリースしています。
SB テクノロジーは、ソフトバンクグループのグループ会社です。クラウドやセキュリティの技術力を活かし、法人ならびに官公庁・自治体向けのプロジェクトを多数手がけており、農水省が推進する国民向けサービスのデジタル化を支援した実績もあります。
今回の提携では以下を実施し、事業シナジーを発揮することで、行政デジタル化への貢献を目指す考えです。
・公共分野の衛星データおよびAI技術・区画技術に関する業務における事業連携
・みどりの食料システム戦略に基づく技術革新に向けた取り組み
・相互の顧客基盤およびノウハウの活用による事業機会の創出
・相互の人的交流による人材育成
サグリの代表取締役・坪井俊輔氏は意気込みをこう語りました。
「SBテクノロジー社と連携をすることにより、当社が掲げる日本の農業を始め、行政DXを一層良いものにしていくことができ、さらには、当社が日本からアジアへと進出をしていく上で重要なパートナーになると考えております。衛星データやAI技術は地球規模の課題解決を行うことができるポテンシャルを秘めており、今後の連携を通じた価値創出にご期待下さい」
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