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衛星のモニタリングサービスを提供する豪スタートアップHEOがシリーズAで約11億円を調達【宇宙ビジネスニュース】
【2023年8月28日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
8月23日、軌道上の衛星をモニタリングするサービスを提供しているオーストラリアのHEO(旧HEO Robotics)がシリーズAラウンドで1200万豪ドル(約11.3億円)を調達したことを発表しました。
リードインベスターは、オーストラリアのテック企業に多く出資しているベンチャーキャピタルAirtree Venturesです。
HEOは2016年に設立されたオーストラリア・シドニーに本社を構えるスタートアップ企業です。日本の地球観測企業アクセルスペースとは2022年11月に提携し、HEOがアクセルスペースの光学衛星「GRUS」による衛星のモニタリングができるようになったことを発表していました。
今回の資金調達は、同社の衛星調査ソフトウェアである「HEO Inspect」のアップデートとともに発表されました。調達した資金はHEO Inspectの開発の加速に充てるということです。
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