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ガーナ・国家通信機関がStarlinkを注意喚起。当局の認可なしでのサービス提供は違反【宇宙ビジネスニュース】
【2023年12月11日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
SpaceXの衛星通信サービス「Starlink」の提供エリアが各国に広がるにつれて、問題も生じています。
12月7日、ガーナの国家通信機関(National Communications Authority,通称NCA)は、SpaceXの「Starlink」について、事業を認可しておらず、同社の機器の型式認可も行っていないことを発表し、一般市民にStarlinkを利用しないように注意喚起を行いました。また、NCAは再販事業者に対してStarlinkの販売や運用を直ちに停止するよう指示しました。
ガーナでは、2008年電子通信法に基づいて、当局から認可を受けずに、公衆電子通信サービスまたはネットワークを運営したり、音声電話サービスを提供したりしてはならないことが定められています。
なお、南アフリカ、ジンバブエ、セネガルにおいても、無許可でStarlinkを提供する再販業者に対して警告が発せられています。
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