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米ベンチャーIntuitive Machinesの2回目の月面着陸船の打ち上げは2024年後半に実施へ【宇宙ビジネスニュース】

【2024年7月22日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

7月18日、アメリカのベンチャーIntuitive Machinesは、同社の2回目となる月面輸送サービス「IM-2」の着陸地点が、月の南極付近に位置する「Shackleton Connecting Ridge」に決定したことを発表しました。

Intuitive Machinesは2024年2月に、月面着陸船「Nova-C」(愛称:Odysseus)を月の南極付近にあるマラパート・A・クレーターへ着陸させることに成功しました。民間企業による月面着陸の成功は世界初、アメリカによる月着陸は50年以上ぶりでした。

続く2回目(IM-2)の月面着陸船の打ち上げは、着陸地点の太陽発電条件に合わせるため、2024年11月から2025年1月の間に実施する必要があり、IM-2は現在2024年後半に計画されているといいます。なお、IM-2にはNASAのペイロードのほか、ダイモンの小型月面ローバーYAOKIも搭載される予定です。

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参考

Intuitive Machines Finalizes Landing Site for Sold-out IM-2 Lunar Prospecting Mission

月面探査車YAOKI、Intuitive Machines社の月着陸船で月の南極に送り込む契約を締結

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