オーストラリアは宇宙技術とAIに重点投資【週刊宇宙ビジネスニュース11/19~11/25】

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2025年、大阪万博が開催されることが発表されましたね。
2020年にはMars2020が打ち上げられ、火星に着陸する予定です。この探査機のサンプルは回収し、地球に持って帰ってくる予定なのだそうです。前回の大阪万博では月の石が展示されていたそうですが、次の大阪万博では火星の石が展示される可能性もあるかも?なんて思うと少しわくわくしませんか?

【今週(11/19~11/25)のピックアップ】
1.ハイパースペクトルカメラ搭載衛星計画に約40億円の投資
2.オーストラリアは宇宙技術とAIに重点投資
3.年始早々にスペースXの有人宇宙船、試験機打ち上げへ

オーストラリアは宇宙技術とAIに巨額投資

Australia's national science agency, CSIRO, is investing $35M in frontier research in Space Technology and Artificial Intelligence.

Image credit:CSIRO

オーストラリアはつい最近まで、独自の宇宙機関を持たない国でした。自国での衛星製造やロケット開発などは行わず、もっぱら地球観測(リモートセンシング)に注力していました。

その中心的役割がCSIRO(Commonwealth Scientific and Industrial Research Organisation)、オーストラリア連邦科学産業研究機構という宇宙を含めた技術を研究する国家機関です。

CSIROは「CSIRO Future Science Platforms program(FSP)」というプログラムを通じて、2022年までに170億円程度の投資を行う予定です。

その中でも宇宙技術には13億円が割り当てられる予定で、まずは強みを持つ地球観測分野に注力します。その後、デブリなどの宇宙にある物のトラッキング技術や宇宙空間での資源開発、宇宙飛行士が月や火星へ行くための製造技術や生命維持技術の開発などより発展的な技術分野へアプローチします。

AI分野には15億円が割り当てられ、食の安全や質の向上、健康や自足可能なエネルギーなどに関する技術が開発される予定です。

オーストラリアは今年新しく宇宙機関を設立し、国内の宇宙産業を2030年までに3倍の8,000億円規模に増やすことを計画しており、この投資はその一助となります。

日本の宇宙機関であるJAXAの予算が1800億円程度であることと比較すると13億円という金額は、宇宙開発としては非常に小さい額です。まずは、地球観測の分野で一定の成果をだし、その先に見据える目標を達成するための予算獲得が鍵となりそうです。

地球観測分野では大量に生成される衛星画像に対してAIを活用して画像解析を行うことが世界的に進められており、オーストラリアが力を入れる2技術を組み合わせて利用していくことが期待されます。

【今週(11/19~11/25)のピックアップ】
1.ハイパースペクトルカメラ搭載衛星計画に約40億円の投資
2.オーストラリアは宇宙技術とAIに重点投資
3.年始早々にスペースXの有人宇宙船、試験機打ち上げへ

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