宙畑 Sorabatake

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三菱重工とアストロスケールが覚書きを締結。スペースデブリ対策に向けて【週刊宇宙ビジネスニュース 2021/7/26〜8/1】

一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを厳選してお届けする連載「週刊宇宙ビジネスニュース」は毎週月曜日更新!

スペースデブリの除去サービス提供に向けて衛星の製造・開発を行うアストロスケールと三菱重工が、デブリ除去にかかる技術協力における覚書きを締結したと発表しました。

今回の提携は、両社の強みを活かし、デブリ除去にかかる共同開発や協議、宇宙の環境改善に向けたさまざまな可能性についての協議を進めるというものです。

三菱重工は2017年に開催された第7回スペースデブリワークショップのなかで、

「ロケット打ち上げ事業者として、悪化するデブリ環境の改善が必要と考えており、デブリ除去のシステム・関連技術の検討を実施している」(原文まま)

と、スペースデブリ対策への関心を示していました。

プレスリリースでアストロスケールは、提携を機に、「ELSA-d(エルサディー)等の技術実証のほか、国内外の企業・団体・行政機関との協議をさらに深化させていくとしています。いわゆるレガシースペースとニュースペース企業が連携して、新興分野に挑戦するモデルケースとなるかもしれません。

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参考

アストロスケール、三菱重工と軌道上デブリ除去に関するMOUを締結

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