宙畑 Sorabatake

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ソフトバンクが出資するOneWebが通信大手Hughesとも連携強化。インド政府や企業向けのサービス提供を目指す【週刊宇宙ビジネスニュース 2021/9/6〜9/12】

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9月9日、衛星通信事業者のOneWebと家庭や法人向けにマネージドネットワークサービスを提供するHughes Network Systems(以下Hughes)がパートナーシップを強化したことを発表しました。

Hughesは1971年に創業され、現在は米国とインド、ヨーロッパ、ラテンアメリカに拠点を設けています。2020年にGartnerが発表したマネージドネットワークサービス市場の調査レポートでHughesは、NTTグループやベライゾンとともに、高い業績を上げている「チャレンジャー」に位置付けられました。OneWebの主要な出資元の一つでもあり、2015年からパートナーシップを結んでいます。

今回の締結した覚書きは、HughesがOneWebの衛星通信サービスを、米国企業を中心に販売する契約およびインドの地方にある企業や政府機関などを対象に販売する戦略的契約です。

Hughesの社長Pradman Kaul(プラッドマン・コール)氏は、今回の契約について、このようにコメントしています。

「(OneWebの衛星通信サービスを提供することにより)特にインドでは、バックホール回線とブロードバンドインターネットの膨大な需要を満たせるでしょう」

関連して、9月7日には、地上アンテナの開発などを手掛けるKymetaの端末がOneWebの衛星との通信に成功し、ダウンリンク速度200mbpsを達成しています。OneWebは2022年末までに、世界中で衛星通信サービスの提供を開始する予定です。それに向けて、各地域をカバーするパートナー企業との連携が今後も進んでいくのではないかと考えられます。

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参考

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Hughes Announces Partnership in OneWeb’s Innovative Global Satellite Broadband Initiative to Close the Digital Divide

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