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スイス発スタートアップClearSpaceのデブリ除去衛星、26年にヴェガCで打ち上げへ。ロケットの残骸を除去【宇宙ビジネスニュース】

【2023年5月15日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

5月9日、デブリの捕獲・除去技術の研究開発を行うスイスのスタートアップClearSpaceがアリアンスペースのヴェガCロケットで衛星「ClearSpace-1」を打ち上げることを発表しました。打ち上げはギアナ宇宙センターで、2026年後半に実施される予定です。

ClearSpace-1は、2013年に打ち上げられたヴェガロケット2号機の軌道に残されている衛星アダプターの上部を捕獲、大気圏に再突入させる、いわゆる「積極的デブリ除去(Active Debris Removal)」を行う予定です。

このミッションはESAによって考案されたもので、10社以上の候補企業のなかから2019年にClearSpace-1が実施企業として選定されました。ESAによると、除去の対象となるアダプターの上部の重量は112kg。衛星アダプターの上部の捕獲にはESAが開発したロボットアーム技術が用いられています。

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参考

ClearSpace to launch the first active debris removal mission with Arianespace Vega C

clearspace-1

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