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Space BDが北九州市の宇宙ビジネス創出に向けた伴走支援を受託【宇宙ビジネスニュース】
【2023年12月25日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
12月22日、宇宙商社として衛星の打ち上げサービスや宇宙教育などを手がけるSpace BDが北九州市から令和5年度(2023年度)「宇宙産業振興に向けた企業調査・伴走支援等業務」を受託し、北九州発の宇宙ビジネス創出に向けた伴走支援を行うことを発表しました。
<本事業の委託内容>
・北九州宇宙ビジネスネットワーク参加企業向け勉強会の実施
・宇宙ビジネス可能性調査
・衛星データ利活用実証事業への伴走支援
・ロードマップ作成支援
北九州市は2023年度予算案に宇宙産業振興のための予算として2400万円を計上するなど、宇宙ビジネスへの参入に積極的な姿勢を示しています。
北九州市は宇宙産業の育成振興というステップとして、宇宙ビックデータの利活用、人工衛星の開発製造拠点化、宇宙ビジネスの振興を挙げています。北九州市長の武内和久氏は、5月の記者会見で「北九州市の持っているものづくり、それから様々な中小企業を中心として持っているこの技術というものを、やはり転用していくという余地は、私はかなりあると考えています」と説明していました。
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参考
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