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米ベンチャーAstroboticの月面着陸船、推進剤の漏洩により月面着陸を断念【宇宙ビジネスニュース】

【2024年1月15日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

アメリカのベンチャーAstrobotic Technologyが1月8日に同社初の月面着陸船「Peregrine(ペレグリン)」を打ち上げましたが、バルブの故障により推進剤が漏洩したと見られ、月面への軟着陸を断念することとなりました。

Peregrine には、NASAの商業輸送サービス(CLPS)による実験装置や大塚製薬らによる「LUNAR DREAM CAPSULE PROJECT」のタイムカプセルをはじめ、20のペイロードが積まれています。Peregrineの運用は続けられていて(13日現在)、搭載されているNASAの観測機は、地球と月周辺の惑星間空間の放射線環境を測定しているほか、Peregrineが撮影した画像も地上に届けられています。

Astrobotic Technologyによれば、Peregrineは今後地球の大気圏で燃え尽きる可能性が高いということです。

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参考

UPDATE #16 FOR PEREGRINE MISSION ONE

UPDATE #13 FOR PEREGRINE MISSION ONE

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