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商業宇宙ステーション開発を手がける米企業Voyager Spaceの有識者諮問委員に宇宙飛行士・野口聡一さんが就任【宇宙ビジネスニュース】
【2024年2月12日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
2月9日、商業宇宙ステーション「Starlab」の開発などを手がけるアメリカのベンチャーVoyager Spaceの有識者諮問委員に、元JAXAの宇宙飛行士の野口聡一さんが就任したことを発表しました。
Voyager Spaceは、Starlabの開発計画をNanoracksとLockheed Martinとともに2021年に発表しました。2023年1月にはエアバスも加わり、Starlabの開発を進めています。2024年1月にはStarlabをSpaceの次世代ロケット・スターシップで打ち上げる計画を発表しました。
野口さんは2022年6月にJAXAを退職した後、NECグループのシンクタンク・国際社会経済研究所の理事やIHIのエグゼクティブアドバイザー、東京大学先端科学技術研究センター 特任教授などを務めています。
野口さんはX(旧Twitter)で「日本代表として海外での宇宙活動を進めていきます」と述べています。
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井上榛香
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参考
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