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楽天モバイルと米AST SpaceMobile、衛星と携帯の直接通信によるサービスを国内で2026年内に提供へ【宇宙ビジネスニュース】
【2024年2月19日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
2月16日、楽天モバイルは、アメリカのAST SpaceMobileと共同で、衛星と携帯電話の直接通信によるモバイル・ブロードバンド通信サービスを国内で2026年内に提供を目指す計画を発表しました。
同計画ではテキストメッセージだけでなく、音声通話やビデオ通話などのブロードバンド通信を、市販のスマートフォンで利用できるサービスを提供予定だといいます。
AST SpaceMobileは2017年に設立されたベンチャーです。2020年3月に楽天モバイルがAST SpaceMobileにリードインベスターとして出資し、戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。
AST SpaceMobileは2022年9月に低軌道試験衛星「BlueWalker 3」を打ち上げ、2023年4月には、英Vodafone、米AT&Tを含めた4社協力のもと、世界初となる低軌道衛星によるモバイル・ブロードバンド通信を使用した、市販スマートフォン同士のエンドツーエンドでの音声通話試験を行い、成功しました。日本では、楽天モバイルが国内での試験実施に向けて2022年11月に実験試験局免許の予備免許を取得しています。
現在までに、AST SpaceMobileによる試験では、市販のスマートフォンと衛星間での音声およびデータの5G接続に世界初で成功するとともに、14Mbpsのダウンロード速度達成、4Gビデオ通話および5Gセルラーブロードバンド接続にも成功しているといいます。
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参考
楽天モバイル、AST SpaceMobileとの衛星と携帯の直接通信による国内サービスを2026年内に提供を目指す計画を発表