7月12日、シリーズAラウンドで約14億円を調達したと発表しました。出資したのはBeyond Next Ventures、スパークス・アセット・マネジメント、ニッセイ・キャピタルらです。2021年2月の創業以来の調達総額は約21億円に達したということです。

ElevationSpaceは、人工衛星内で実験を行う宇宙環境利用・回収プラットフォーム「ELS-R」の開発を進めています。今回調達した資金はELS-Rの開発体制の強化に充てられる予定です。

ELS-Rの技術実証機の打ち上げに向けて、5月には回収カプセルの着水衝撃試験、6月には衛星からカプセルを切り離す分離衝撃試験に成功したことを発表しています。

さらに、7月8日には三井住友海上と包括連携協定を締結し、ElevationSpaceの宇宙環境利用・回収プラットフォームと三井住友海上が提供する保険商品およびリスクマネジメントサービスを連携する協業を発表しました。

ELS-Rの打ち上げに向けた開発や宇宙環境利用・回収プラットフォームの事業化が着々と進んでいる様子がうかがえます。

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参考

「誰もが宇宙で生活できる世界」目指すElevationSpace、 シリーズAラウンドで14億円超の資金調達を実施。累計調達額は21億円に

三井住友海上火災保険株式会社と、企業の宇宙業界参入支援等に関する連携協定を締結