【10/15(火)、16(水)/大阪開催】テーマは「地球環境」!Tellus-LFPを使って気候変動の状況を分析するQGISハンズオンセミナー参加者募集!
2022年度から開催してきた、QGISハンズオンセミナー。今回は、大阪にて「地球環境」をテーマに衛星データの見方、QGISを使った簡易的な解析方法を学べるセミナーを開催します。ご興味ある方はぜひお申し込みください。
1.衛星データの基礎から「地球環境」の解析まで学べる。QGISハンズオンセミナーを大阪開催!
テーマは、「地球環境」。気候変動の状況や衛星データから地球の今を調べる方法を、Tellus-LFPを使いながら、ご自身で解析していただくQGISハンズオンセミナーを大阪で開催いたします。
昨年に続き今年も猛暑となる日数が多くなり、甚大な被害をもたらす豪雨災害などもありました。日本に限らず世界規模でも気候変動の影響が顕著に表れている中、11月には国連気候変動枠組条約第29回締約国会議(COP29)が開催され、世界各国が気候変動に関する調査結果や対策案など議論されるタイミングでもあります。
気候変動や地球温暖化に関心がある方や、衛星データでどんなことが調べられるのか知りたい方、QGISを使って解析してみたいという方など、関西圏の方はぜひご参加ください。
※セミナーでご紹介する内容はこちらの記事でも紹介しています。
Tellus Satellite Data Master with QGISを使用した衛星データの解析〜GCOM-Cデータを使った海洋リモートセンシング〜
2.QGISハンズオンセミナーの概要
「Tellusの衛星データを使ったQGIS解析ハンズオン」は、Tellusに搭載している衛星データを利用可能なQGISを標準搭載したクラウド環境「Tellus Satellite Data Master with QGIS」をご利用いただき、地球観測衛星がどのようなデータを取っているのかなどの基礎知識の講義から、そのデータを使った解析実習まで行うハンズオンセミナーです。
QGISは、オープンソースのソフトウエアで誰でも無料で利用できるGIS(地理情報システム)で、プラグインの利用や他のGISとの連携により、さまざまな分析ができ衛星データ解析者にも広く利用されています。
通常、QGISで衛星データを利用する場合は、QGISと利用する衛星データをすべてお客さまの環境にダウンロードが必要となり、高い処理性能を持つ環境や高速なインターネット回線が求められます。
「Tellus Satellite Data Master with QGIS」は、リモートデスクトップ接続によりTellusに搭載された衛星データを利用できる環境に接続し、その環境上でTellusのデータを検索やダウンロード、公式ツールでの解析まで可能なプラグインを搭載しているQGISが利用可能なサービスです。
※QGISは、オープンソースソフトウェアであり、”QGIS”はQGIS.ORGの商標です。
※「Tellus Satellite Data Master with QGIS」はQGISを利用し、株式会社Tellusが開発したサービスです。
リモートデスクトップ接続が可能なPCをお持ちであれば、ご自身のPCに容量の大きな衛星データや解析ツールをダウンロードすることなく、衛星データの解析ができます。
今回のQGISハンズオンセミナーは、この「Tellus Satellite Data Master with QGIS」を参加者の皆さまに提供し、実際に衛星データの解析まで体験いただくハンズオンセミナーとなっています。
※参加者のみなさまに、セミナーの数日前に、2024年10月31日までご利用可能な「Tellus Satellite Data Master with QGIS」をご提供いたします。
【概要】
■タイトル:Tellusの衛星データを使ったQGIS解析ハンズオン~気候変動の状況を調べられるようになろう~
■会場:さくらインターネット株式会社 大阪本社 Blooming Camp イベントスクエア
(⼤阪市北区⼤深町6番38号 グラングリーン⼤阪北館 JAMBASE3階)
■日程:2024年10月15日(火)、16日(水)
※15日と16日は同様の内容になりますのでご注意ください。
■時間:10:00~17:00 ※受付開始9:30
■募集人数:各回20名 ※先着順
■受講料:無料 ※Tellusのアカウント登録(無料)が必要です。
■持ち物:リモートデスクトップ接続が可能なノートPC、名刺、筆記用具
■注意事項
・ご自身のノートPCからリモートデスクトップ接続により、Tellus環境で衛星データの解析ができる「Tellus Satellite Data Master with QGIS」をご利用したハンズオンを行います。
・会社から支給されているPCの場合、リモートデスクトップ接続ができない設定になっている場合があります。お持ちのノートPCがリモートデスクトップ接続が可能かご確認の上、お申し込みください。
■講座内容(両日同様)
テーマ:気候変動の状況を調べられるようになろう
10:00~10:15 参加者自己紹介
10:15~11:00 Tellusの概要/気候変動と地球観測衛星について
11:00~11:30 リモートデスクトップ環境への接続について
11:30~12:30 昼休憩
12:30~13:00 QGISの基本機能の説明
13:00~16:00
GCOM-Cデータのダウンロードと表示
海面温度からエルニーニョの状況把握
クロロフィルα濃度から赤潮分布範囲の推定
16:00~17:00 まとめ・質疑応答
▷10月15日(火)申し込みフォーム
▷10月16日(水)申し込みフォーム
■講師紹介
・株式会社MIERUNE GISエンジニア 西林 直哉 氏
GIS技術全般に関する豊富な技術や経験をもとに、位置情報に関する課題解決をサポートする国内有数のソリューションカンパニーであるMIERUNEで、QGISのプラグイン開発やコンサルティング、講習会の運営を行う。
前職では、環境コンサルタント業務において現地調査結果のデータ化や、それを用いた空間解析などでGISをフル活用。
・株式会社Tellus コーポレート部 PRグループ 菅谷 智洋
求人広告会社にて広告制作、広告審査などの業務に従事後、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)第一宇宙技術部門にて人工衛星の広報担当、望遠鏡メーカーでの営業事務を経て、2018年10月よりさくらインターネット株式会社にて衛星データの利用促進に係るラーニングイベント、コミュニティイベントなどの企画・運営を担当。2024年4月から現職。
3.最後に
これまでも東京での開催を行ってきたハンズオンセミナーですが、今回は大阪での開催です。
気候変動の現状や地球観測衛星がどのように貢献しているのか知りたいという関西圏の方はぜひご参加ください!
▽事前に読んでおくのにオススメな関連記事
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「Tellusの衛星データを使ったQGIS解析ハンズオン」イベントレポートと衛星データ解析方法の紹介
【衛星データの基本】
衛星データのキホン~分かること、種類、頻度、解像度、活用事例~
【GCOM‐Cについて】
Tellusにて撮像後最短約70分で利用可能な「しきさい(GCOM-C)」の海面水温やクロロフィルa濃度、懸濁物質濃度のデータを無料公開
【ほか、気候変動や地球環境に関する衛星データ利用など】