【12/10(火)、11(水)開催】衛星データの基礎から気候変動の状況を分析するハンズオンセミナーの参加者募集!
2022年度から開催してきた、衛星データの基礎知識とともに、衛星データの解析方法が学べるハンズオンセミナー。今回は衛星データの基礎知識からTellus Travelerを使った衛星データの利用方法を学ぶ1日目。「地球環境」をテーマに衛星データの見方、QGISを使った簡易的な解析方法を学べるセミナーを2日目に開催します。どちらか一方のみの参加も問題ありませんので、ご興味ある方はぜひお申し込みください。
1.衛星データの基礎から「地球環境」の解析まで学べる。Tellusの衛星データを利用したハンズオンセミナーの開催!
2022年度から開催してきた「Tellusの衛星データを使ったハンズオンセミナー」ですが、今回は、1日目と2日目で異なる内容で行います。
12月10日(火)は、衛星データの基礎からTellusのサイトの使い方を知りたいという方向けに、アカウント登録をすればTellusに搭載されている衛星データを閲覧・検索・購入できるツール「Tellus Satellite Data Traveler(Tellus Traveler)」を中心に、衛星データの検索方法や簡易的な分析方法をレクチャーいたします。
12月11日(水)は、「地球環境」をテーマに気候変動の状況や衛星データから地球の今を調べる方法を、Tellus Satellite Data Master with QGISに搭載されている海面水温データなどの時系列で解析できるツールTellus-LFPを使いながら、ご自身で解析していただくQGISハンズオンセミナーを開催いたします。
どちらか一方のみの参加でも問題ありませんので、ぜひお申込みください。
2.12月10日(火)の概要
12月10日(火)は、光学衛星やSAR衛星の違いなど衛星データの基礎知識について学べる講義からTellus Travelerの基本操作、光学・SARデータの比較、波長の特徴を活かした衛星データの処理例までご紹介します。
Tellus Travelerは、Tellusのアカウント登録がお済みであれば、ブラウザ上で衛星データの検索から簡易的な解析までできるツールです。
衛星データの基本的なことから学びなおしたい、Tellusに登録はしているがどのように使ったらいいのかわからない方などにおすすめの内容となっています。
【概要】
■タイトル:Tellusの衛星データを使ったハンズオンセミナー~衛星データの基礎とTellusの使い方を学ぼう~
■会場:さくらインターネット株式会社 東京支社32階 セミナールーム
(東京都新宿区西新宿7-20-1住友不動産西新宿ビル 32階)
■日程:2024年12月10日(火)13:00~17:00 ※受付開始12:30
■募集人数:各回20名 ※先着順
■受講料:無料 ※Tellusのアカウント登録(無料)が必要です。
■持ち物:ノートPC、名刺、筆記用具
■講座内容
-13:00~13:15 参加者自己紹介
-13:15~14:30 Tellusの概要/衛星データの基礎知識
-14:30~16:00 Tellus Travelerを活用した解析ハンズオン
-Tellus Travelerの基本操作
-光学・SARデータの比較
-波長の特徴を活かした衛星データの処理例
-16:00~17:00 まとめ・質疑応答
■講師紹介
・株式会社Tellus コーポレート部 PRグループ 菅谷 智洋
求人広告会社にて広告制作、広告審査などの業務に従事後、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)第一宇宙技術部門にて人工衛星の広報担当、望遠鏡メーカーでの営業事務を経て、2018年10月よりさくらインターネット株式会社にて衛星データの利用促進に係るラーニングイベント、コミュニティイベントなどの企画・運営を担当。2024年4月から現職。
3.12月11日(水)の概要
12月11日(水)は、Tellusに搭載している衛星データを利用可能なQGISを標準搭載したクラウド環境「Tellus Satellite Data Master with QGIS」をご利用いただき、地球観測衛星の基礎知識の講義から、そのデータを使った解析実習まで行います。
QGISは、オープンソースのソフトウエアで誰でも無料で利用できるGIS(地理情報システム)で、プラグインの利用や他のGISとの連携により、さまざまな分析ができ衛星データ解析者にも広く利用されています。
通常、QGISで衛星データを利用する場合は、QGISと利用する衛星データをすべてお客さまの環境にダウンロードが必要となり、高い処理性能を持つ環境や高速なインターネット回線が求められます。
「Tellus Satellite Data Master with QGIS」は、リモートデスクトップ接続によりTellusに搭載された衛星データを利用できる環境に接続し、その環境上でTellusのデータを検索やダウンロード、公式ツールでの解析まで可能なプラグインを搭載しているQGISが利用可能なサービスです。
※QGISは、オープンソースソフトウェアであり、”QGIS”はQGIS.ORGの商標です。
※「Tellus Satellite Data Master with QGIS」はQGISを利用し、株式会社Tellusが開発したサービスです。
リモートデスクトップ接続が可能なPCをお持ちであれば、ご自身のPCに容量の大きな衛星データや解析ツールをダウンロードすることなく、衛星データの解析ができます。
今回のQGISハンズオンセミナーは、この「Tellus Satellite Data Master with QGIS」を参加者の皆さまに提供し、実際に衛星データの解析まで体験いただくハンズオンセミナーとなっています。
※11日の参加者のみなさまにはセミナーの数日前に、2024年12月31日までご利用可能な「Tellus Satellite Data Master with QGIS」をご提供いたします。
昨年に続き、今年も猛暑となる日数が多くなり、甚大な被害をもたらす豪雨災害などもありました。日本に限らず世界規模でも気候変動の影響が顕著に表れている中、11月11日~22日には国連気候変動枠組条約第29回締約国会議(COP29)が開催され、世界各国が気候変動に関する調査結果や対策案など議論されるタイミングでもあります。
昨今の気候変動の影響や、衛星データが気候変動の観測にどのように貢献をしているか知りたい方、QGISでどのように気象系のデータを解析するのか知りたい方などぜひお申し込みください。
【概要】
■タイトル:Tellusの衛星データを使ったハンズオンセミナー~気候変動の状況を調べられるようになろう~
■会場:さくらインターネット株式会社 東京支社32階 セミナールーム
(東京都新宿区西新宿7-20-1住友不動産西新宿ビル 32階)
■日程:2024年12月11日(水)10:00~17:00 ※受付開始9:30
■募集人数:各回20名 ※先着順
■受講料:無料 ※Tellusのアカウント登録(無料)が必要です。
■持ち物:リモートデスクトップ接続が可能なノートPC、名刺、筆記用具
■注意事項
・ご自身のノートPCからリモートデスクトップ接続により、Tellus環境で衛星データの解析ができる「Tellus Satellite Data Master with QGIS」をご利用したハンズオンを行います。
・会社から支給されているPCの場合、リモートデスクトップ接続ができない設定になっている場合があります。お持ちのノートPCがリモートデスクトップ接続が可能かご確認の上、お申し込みください。
■講座内容
-10:00~10:15 参加者自己紹介
-10:15~11:00 Tellusの概要/気候変動と地球観測衛星について
-11:00~11:30 リモートデスクトップ環境への接続について
-11:30~12:30 昼休憩
-12:30~13:00 QGISの基本機能の説明
-13:00~16:00 Tellus Satellite Data Master with QGISを活用した解析ハンズオン
-GCOM-Cデータのダウンロードと表示
-海面温度からエルニーニョの状況把握
-クロロフィルa濃度から赤潮分布範囲の推定
-16:00~17:00 まとめ・質疑応答
■講師紹介
・株式会社MIERUNE GISエンジニア 西林 直哉 氏
GIS技術全般に関する豊富な技術や経験をもとに、位置情報に関する課題解決をサポートする国内有数のソリューションカンパニーであるMIERUNEで、QGISのプラグイン開発やコンサルティング、講習会の運営を行う。
前職では、環境コンサルタント業務において現地調査結果のデータ化や、それを用いた空間解析などでGISをフル活用。
・株式会社Tellus コーポレート部 PRグループ 菅谷 智洋
4.最後に
Tellusにはさまざまな衛星データがあり、各データによって観測対象も分解能も観測範囲も違います。衛星データの特徴や利用事例などの基本について学びたい方は12月10日開催。
地球環境という切り口で衛星データの利用方法を深堀したい、QGISの使い方を学びたいという方は12月11日開催のハンズオンセミナーにぜひお申し込みください。
Tellusでは今後も衛星データの利活用を促進すべく、使い方や解析方法などをご紹介してまいります。