「GPS」を運用しているのはどこ? 第18回「今週のSPACE ENGLISH」
第18回を迎えた「今週のSPACEENGLISH」ですが、宇宙ビジネスを学ぶ上でまだまだ重要な英単語が出てくるようです。
英語が苦手で最新の宇宙ビジネス情報をキャッチするのに四苦八苦。そんな宙畑編集部員T.N.と一緒に、宇宙ビジネスで使用される英単語を学ぶ本連載。
今週は7/22~7/28の7日間で『SpaceNews』内で最も頻繁に出現した英単語(※これまでに同連載でご紹介した英単語を除く)を10個ご紹介します。
それではさっそく、Let’s 今週のSPACE ENGLISH!!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
集計対象記事:『SpaceNews』で該当期間に公開された記事のすべて
集計期間:2018/7/22~2018/7/28
※()内の数字は該当期間の登場回数です
senate(27)
上院、議会、議員、元老院。第7回「今週のSPACE ENGLISH」で「house = 下院」を紹介しているのと同様に、主にアメリカ議会の話題において上院の話が出るときに頻出する英単語。
network(26)
ネットワーク、網、他の人と関わりを持つ。主に通信ネットワークなど、通信衛星の話題に頻出する英単語だ。
high(25)
高い。「high-throughput satellites = 容量の大きい通信衛星」「high-velocity logistics = 高速の物流」など、何らかのものに対して高性能であることを示す際に用いられることが多い。
だたし、「High-latency = 高遅延」など、ネガティブな単語に対しても、その度合いが高いという意味で用いられることもある。
northrop(25)
Northrop Grumman Corporation。アメリカ合衆国の、主に人工衛星、戦闘機、軍用輸送機、軍艦などを製造しているメーカー。
現在NASAが中心となって進める過去最高性能の赤外線観測用宇宙望遠鏡「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)」の開発を請け負っており、コストの増大や納期の延長について議論が交わされている。
kt(23)
KT Sat。韓国の衛星企業。主に衛星テレビや衛星通信のサービスを提供する会社で、「2025年までに現在の収益を3倍にする見通し」といった記事が上がっていたため頻出英単語にランクイン。
thrusters(23)
(人工衛星の軌道修正用の)スラスター、小型ロケットエンジン。スラスターはおそらくイメージとして理解していただきやすいだろう形はスカート状に広がるあの部分のこと。
第9回「今週のSPACE ENGLISH」で紹介した「propulsion = 推進系」はスラスター含む、タンクなどを包摂した意味を持っている。
added(22)
「add = 追加する、加える」の過去形、過去分詞形。「~と付け加えた」といった使用例をよく見かける。
nc3(22)
「Nuclear Command, Control and Communications systems = 核・原子力の司令システム・制御システム・通信システム」の総称。
navigation(22)
航法、交通。
ちなみに、おそらく読者の皆さんがほとんど知っているだろう「GPS」はアメリカの航空機・船舶等の航法支援用に開発されたシステムである。
ロシアはGLONASS、日本は準天頂衛星みちびきなどの測位衛星が存在し、そのような衛星測位システムの総称を「GNSS(Global Navigation Satellite System) = 全休測位衛星システム」と呼ぶ。
made(21)
「make = 作る」の過去形・過去分詞形。英語を勉強すると割と初期に出てくる、みなさんご存知の英単語だろう。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
以上、第18回「今週のSPACE ENGLISH」いかがだったでしょうか。
次回の「今週のSPACE ENGLISH」は8/12(日)に7/29(日)~8/4(土)に公開された「SpaceNews」記事の最頻出英単語TOP10(これまでに紹介した英単語は除外)をご紹介します。
これまで英語が苦手でなかなか海外の宇宙ニュースを敬遠していたという方も、「今週のSPACE ENGLISH」で少しずつ宇宙英単語を学んで海外の宇宙ニュースにチャレンジしてみましょう!
執筆:トウモロコシ担当T.N. 、ルッコラ担当
※これまでの「今週のSPACEENGLISH」はこちら
senate(27)
上院、議会、議員、元老院。第7回「今週のSPACE ENGLISH」で「house = 下院」を紹介しているのと同様に、主にアメリカ議会の話題において上院の話が出るときに頻出する英単語。
network(26)
ネットワーク、網、他の人と関わりを持つ。主に通信ネットワークなど、通信衛星の話題に頻出する英単語だ。
high(25)
高い。「high-throughput satellites = 容量の大きい通信衛星」「high-velocity logistics = 高速の物流」など、何らかのものに対して高性能であることを示す際に用いられることが多い。
だたし、「High-latency = 高遅延」など、ネガティブな単語に対しても、その度合いが高いという意味で用いられることもある。
northrop(25)
orthrop Grumman Corporation。アメリカ合衆国の、主に人工衛星、戦闘機、軍用輸送機、軍艦などを製造しているメーカー。
現在NASAが中心となって進める過去最高性能の赤外線観測用宇宙望遠鏡「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)」の開発を請け負っており、コストの増大や納期の延長について議論が交わされている。
kt(23)
KT Sat。韓国の衛星企業。主に衛星テレビや衛星通信のサービスを提供する会社で、「2025年までに現在の収益を3倍にする見通し」といった記事が上がっていたため頻出英単語にランクイン。
thrusters(23)
(人工衛星の軌道修正用の)スラスター、小型ロケットエンジン。スラスターはおそらくイメージとして理解していただきやすいだろう形はスカート状に広がるあの部分のこと。
第9回「今週のSPACE ENGLISH」で紹介した「propulsion = 推進系」はスラスター含む、タンクなどを包摂した意味を持っている。
added(22)
「add = 追加する、加える」の過去形、過去分詞形。「~と付け加えた」といった使用例をよく見かける。
nc3(22)
「Nuclear Command, Control and Communications systems = 核・原子力の司令システム・制御システム・通信システム」の総称。
navigation(22)
航法、交通。
ちなみに、おそらく読者の皆さんがほとんど知っているだろう「GPS」はアメリカの航空機・船舶等の航法支援用に開発されたシステムである。
ロシアはGLONASS、日本は準天頂衛星みちびきなどの測位衛星が存在し、そのような衛星測位システムの総称を「GNSS(Global Navigation Satellite System) = 全休測位衛星システム」と呼ぶ。
made(21)
「make = 作る」の過去形・過去分詞形。英語を勉強すると割と初期に出てくる、みなさんご存知の英単語だろう。
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以上、第18回「今週のSPACE ENGLISH」いかがだったでしょうか。
次回の「今週のSPACE ENGLISH」は8/12(日)に7/29(日)~8/4(土)に公開された「SpaceNews」記事の最頻出英単語TOP10(これまでに紹介した英単語は除外)をご紹介します。
これまで英語が苦手でなかなか海外の宇宙ニュースを敬遠していたという方も、「今週のSPACE ENGLISH」で少しずつ宇宙英単語を学んで海外の宇宙ニュースにチャレンジしてみましょう!
※これまでの「今週のSPACEENGLISH」はこちら