宙畑 Sorabatake

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【Tellusが大型アップデート!】Ver.1.1ではJupyter Lab、R言語に対応ほか各種データが追加されUI/UXも改善!

2019年6月28日Tellusのバージョン1.1がリリースされました。バージョン1.1ではJupyter Lab、R言語への対応のほか、ASNARO-2のデータ200シーンを追加、新たに位置情報データの搭載、各種UI/UXの向上など、様々なコンテンツがアップデートされております!

2019年6月28日、衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」のバージョン1.1をリリースいたしました。

本記事では1.1で追加/変更された機能についてご紹介します。

1.ver1.1の推しポイント3選

Credit : sorabatake

ポイント1:Jupyter Lab、R言語対応 (その他機能も拡張)

開発環境(Jupyter Notebook)を利用していた皆さんに朗報です。TellusがJupyter Labに対応しました!

Jupyter LabはJupyter Notebookの後継ツールです。UIの改良や機能追加が行われ、さらに便利で使いやすいものに進化しました。

開発環境がJupyter Labに切り替わりました Credit : Tellus

また、Python3だけでなくR言語も使えるようになりました。そのほかTellus OSの機能も強化されています。詳細は「その他アップデート内容」をご確認ください。

尚、すでに開発環境の払い出しをJupyter Notebookで受けている方は自動でJupyter Labに対応するわけではなく、再度申込が必要です。

ポイント2:ASNARO-2のデータ搭載

ASNARO-2が観測したSAR画像が追加されました(東京、大阪、名古屋周辺200シーン)。

ASNARO-2が観測したSAR画像のイメージ Credit : Original Image © NEC Corporation

SAR画像は雲の多い地域でも様子が分かるのが特徴です。SAR画像について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

ASNARO-2の画像を閲覧/解析できるプラットフォームは2019年6月現在Tellusだけですので、ぜひTellus上でASNARO-2の画像をお楽しみください!

ポイント3:位置情報データ搭載

位置情報データ「Profile Passport」が利用可能になりました。

エリアは東京近郊で、2016年7月から2017年9月までの期間に限られますが、メッシュ内の人の多さをヒートマップで可視化することができます。

今後日本全国のデータも順次公開していく予定です。

「データ選択」より「Profile Passport(2016/7/1-2017/9/30)」をチェック Credit : Tellus
下の日時を対応期間(2016年7月から2017年9月)に変更するとヒートマップが表示されます Credit : Tellus

2.その他アップデート内容

他にもバージョン1.1では様々な機能が追加/変更されています。

Tellus OS

スクリーンショット機能の強化

  1. ・保存先とファイル名が変更可能に
  2. ・保存ファイル形式をtiffとpngから選択可能に
  3. ・対応レベル以上にズームした状態でもスクリーンショットができるように変更
ファイル名の変更や拡張子の選択ができるようになりました Credit : Tellus

描画機能の強化

  1. ・図形の名称が変更可能に
  2. ・図形の色と線の太さが変更可能に
  3. ・図形や取り込みマップの一覧から名称を変更可能に
  4. ・タブレットやスマホでの表示時に透過率をスワイプで変更が可能に
図形の色や線の太さ、名称を編集できるようになりました Credit : Tellus
名称を編集することができるようになりました Credit : Tellus

シーン検索機能の強化

  1. ・シーン検索にLandsatとAVNIR-2を追加
  2. ・選択マップリストに移動機能を追加
シーン検索でLandsatとAVNIR-2を選択できるようになりました Credit : Tellus
「選択マップリスト」でピンアイコンをクリックするとそのシーンの位置に移動します Credit : Tellus

登録エリアデータ追加通知機能を追加

  1. ・関心エリアを登録すると、そのエリアにデータが追加される毎に、メールにて通知する機能を追加
右上の「アカウント」をクリックし、「追加衛星データ通知登録」を選択 Credit : Tellus
「地域登録リスト」の「+(プラスアイコン)」を選択 Credit : Tellus
関心のある地点をクリックしピンどめすることで、その地域にデータが追加された際メールを受け取ることができます Credit : Tellus

UI改善

  1. ・高低差着彩図、降雨量、日中温度、夜間温度、Profile Passportで凡例を表示
  2. ・地点検索のウインドウを開いた際、入力欄にフォーカスするように変更
  3. ・画像上にタイル境界の白線が表示されてしまっていたバグを修正し、非表示に変更

衛星データ

  1. ・ASNARO-2のデータを東京・大阪・中京地域を中心に200シーンを公開
  2. ・ASNARO-1、Landsat-8でバンド別に画像が呼び出せるAPIを公開

地上データ

RESASのデータを開発環境から参照できるようになりました。
※すでに開発環境の払い出しをJupyter Notebookで受けている方がTellus内でRESASのデータを利用するにはJupyter Labへのアップデートが必要となります。アップデートは順次行っていく予定ですが、お急ぎの方はお問い合わせください。

今回公開したのは農業系の以下のデータです。

  1. ・市町村別農業産出額
  2. ・都道府県別農業産出額
  3. ・全国農業算出額
  4. ・市町村別農業関連事業
  5. ・都道府県別農業関連事業
  6. ・全国農業関連事業
  7. ・市町村別農業人口集計
  8. ・都道府県農業人口集計
  9. ・全国農業人口集計
  10. ・市町村別耕作地
  11. ・都道府県別耕作地
  12. ・全国耕作地
  13. ・市町村別農業販売額
  14. ・都道府県別農業販売額
  15. ・全国別農業販売額
  16. ・市町村別農業販売増減率
  17. ・都道府県別農業販売増減率
  18. ・全国農業販売増減率

今後順次他の分野のデータも公開していく予定ですのでお待ちください。

地域経済分析システム(RESAS:リーサス)は、まち・ひと・しごと創生本部事務局が提供する、産業構造や人口動態、人の流れなどの官民ビッグデータです Credit : 地域経済分析システム(RESAS:リーサス)

以上がTellusのバージョン1.1アップデート内容の紹介でした。

また、アップデートに合わせて「改善要望受付フォーム」を設置いたしました。今後もよりよいサービスをご提供するため、Tellusを利用する上で気になった点困っている点などお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

“使いやすい、面白い、役に立つを、みんなで育てる。”をテーマに進化する衛星データプラットフォーム「Tellus」に、今後もご期待ください。

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