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SpaceXの有人宇宙船テスト機、来年早々に打ち上げは可能か?【週刊宇宙ビジネスニュース 12/3~12/9】

一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを厳選してお届けする連載「週刊宇宙ビジネスニュース」は毎週月曜日更新!

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先週はフィリピンに国立の宇宙機関ができるかもしれない、という話題がありました。日本同様に自然災害が多かったり、島国であったりと、宇宙利用により解決できる課題が多くあるため、もしも宇宙機関が設立されると、同国の宇宙利用はかなり促進されるのでは、と推測されます。

【今週(12/3~12/9)のピックアップ】

SpaceXの有人宇宙船テスト機、来年早々に打ち上げは可能か?

ドラゴン打ち上げのイメージ図
Credit : NASA

NASAとSpaceXが計画中の、宇宙船ドラゴンの有人飛行について、テスト機Demo-1として人は載せずに2019年1月7日に打ち上げるという発表が11月25日にありました。
この発表に対して、本当に計画通りに打ち上げられるのだろうか?と一部で疑問視されているというのが今回のニュースです。

どうやらパラシュートシステムをはじめ問題点があるため、打ち上げ時期が遅れるのではという意見が出ているようですが、これに対し、NASA側は1月7日に打ち上げられる予定だと答えているようです。

つい先日、国際宇宙ステーションに物資を届ける輸送船ドラゴンの打ち上げにSpaceXは成功しています。打ち上げ後のロケットの着陸には失敗していましたが、物資を届けるドラゴンのミッションには問題はありませんでした。

ただし、有人となると宇宙船がどのような状態に陥ったとしても、人を無事に帰還させなければなりません。そのため、ロバストなシステムが必要となるため、物資輸送船とは比べ物にならないくらいの安全性が要求されることは間違いないでしょう。

これから数年で、いくつもの企業が有人無人問わず宇宙機の実証機を打ち上げます。競争は激化しており、先んじて実績を作るべく、万全の状態でなかったとしても打ち上げられるケースが出てくるかもしれません。安全性の担保とスピード感の兼ね合いが非常に難しいところですが、せめて人が搭乗する場合には、万難を排して打ち上げられるように試験する方が、良いようにも思われます。
1月に打ち上げ予定のテスト機には人は搭乗しないものの、計画通りに打つ準備ができているのか、果たしてうまくいくのか注目が集まっているようです。

参考
NASA and SpaceX still aiming for January commercial crew test flight
Astra Space suborbital launch fails

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