COP29で見た、気候変動対策に宇宙技術はどう活きる?12月26日にイベント開催
2024年12月26日(木)、「環境×宇宙:地球を守る新たな気候変動対策」をテーマにイベントが開催されます。COP29で語られた最新情報と合わせて、気候変動対策における衛星データ利用の可能性について議論が交わされる予定です。
2024年12月26日(木)、東京のCIC Tokyo NIJIにて「環境×宇宙:地球を守る新たな気候変動対策」をテーマにイベントが開催されます。コンセプトには、2024年11月に開催されたCOP29(第29回気候変動枠組条約締約国会議)に関わったの宇宙関係者を一同に介し、COP29で見た気候変動対策の最前線の共有の上で、宇宙技術を活用したこれからの展望について、ディスカッションがあります。
パネリストには、衛星データプラットフォームの開発・運営をする株式会社Tellusの代表取締役社長・山﨑秀人さんのほか、多種多様な小型衛星を企画・開発するアークエッジ・スペース・代表取締役CEO福代孝良さん、衛星データを利用した自然由来の炭素クレジットプロジェクトの分析モデル開発を行うArcheda代表取締役・津村光匡さんが登壇します。
Tellusは、COP29のジャパンパビリオンにて、環境省、バスキュールとの共同プロジェクトとして開発した「GOSAT 3D Visualizer」を展示していました。その開発秘話については、以下の記事も合わせてご覧ください。
環境問題にデザインからアプローチ! COP29で展示される「GOSAT(いぶき)」の温室効果ガス濃度3D可視化プロジェクトはなぜ立ち上がったか【環境省×バスキュール×Tellusの3者インタビュー】
また、パネルディスカッションの前には、インプットセッションとして「持続可能な成長と革新を実現する社会」を目指したメディア「Sustainability Leaders Journal」の編集長である城戸彩乃さんより「衛星データの基本とCOP29の指針」の紹介があります。
以下、イベントのプログラム概要と開催情報をまとめています。
(1)プログラム概要
プログラム概要は以下の通りです。
1.オープニングリマーク
2.インプットセッション
衛星利活用に精通していない方向けに衛星の概要や利活用事例についてインプット。また、2024年の第29回気候変動枠組条約締約国会議(COP29)で締結された指針について紹介予定です。
【話者】
城戸 彩乃氏(Sustainability Leaders Journal 編集長)
3.パネルディスカッション「COP29と衛星データ:地球を守る新たな気候変動対策」
2024年の第29回気候変動枠組条約締約国会議(COP29)の宇宙関係者を一同に介しCOP29に実際に関わって実感したことを共有頂くとともに、COP29にて締結された指針を基に、気候変動の認知、緩和、適応に対して衛星データ適用の幅広い可能性を探ります。
【話者】
福代 孝良氏(株式会社アークエッジ・スペース 代表取締役CEO)
山﨑 秀人氏(株式会社Tellus 代表取締役社長)
津村 光匡氏(株式会社Archeda 代表取締役)
【モデレーター】
藤原 寛朗氏(一般社団法人SPACETIDE Space-Enabled World プログラムマネージャー )
4.クロージングリマーク
(2)開催情報
イベントの開催日時や場所の詳細は以下の通りです。
・日時:2024年12月26日(木) 17:00~19:00
・場所:CIC Tokyo NIJI(東京都港区)
・言語:日本語
・参加費:無料(要事前登録)
COP29を通して見えた最新の気候変動対策の情報を得たい方、これから気候変動対策を学びたい方には非常におすすめのイベントとなっています。
(3)イベントの参加登録
以上、イベントのプログラムと開催情報について簡単に紹介しました。環境、もしくは、衛星データの利活用に興味がある方にとっては最新の情報を知るよい機会となっています。ぜひ参加をご検討ください。
イベントの参加登録はこちらで可能です。