スペースX、11/20に71機の衛星打ち上げへ【週刊宇宙ビジネスニュース11/5~11/11】

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今週のキーワードは、人工衛星の燃料補給。宇宙空間で人工衛星の燃料を補給するガスステーション計画の最新情報です。

【今週(11/5~11/11)のピックアップ】
1.軌道上ガソリンスタンド計画、実現に向けた微小重量下での実験スタート
2.スペースX、11/20に71機の衛星打ち上げへ
3.Falcon 9、最高クラスのロケットであることを表すカテゴリー3認定へ

2.スペースX、11/20に71機の衛星打ち上げへ

Later this year, a SpaceX Falcon 9 rocket will launch its biggest batch of satellites yet @Vergeさんから

”Spaceflight”

© Spaceflightホームページより

SSO-Aミッションでは、15機の小型衛星と、49機の超小型衛星がSpaceXのロケットにより一度に打ち上げます。
打ち上げられる衛星のミッションは多岐にわたり、大学が開発する研究開発のための衛星よりも、商用化を見据えた民間企業による衛星が多くあるようです。アメリカを中心に、カザフスタンやブラジル、ヨルダンなどの衛星も搭載されています。
図中で青字で示しているように、BlackSkyやSkySat、ICEYE、Audacyなどなど、コンステレーション(衛星群)を構築しようとしている企業の衛星も多くあります。このことからも、超小型衛星を用いた商用化の動きを感じ取れます。
なお、これだけの衛星をどのように分離するのか?という様子はこちらの動画からご覧になれます。

”Falcon9のSSO-Aミッション打ち上げまとめ”Image Credit:sorabatake

今回の打ち上げは、衛星ばかりではなく、第一段ブースタであるBlock5にも注目です。今回は、既に2回打ち上げに利用された第一段のブースタの初の3回目の利用なのだそうです。打ち上げに利用し、地上に戻ってきたブースタを再利用できることで、打ち上げの間隔を早めることや、打ち上げ費用の低価格化も進むと期待されます。

11/11にロケットラボも小型ロケットの打ち上げを成功させたこともあり、小型衛星を打ち上げる際に、大型ロケットで一度に多くの衛星を同じ軌道に打ち上げるのと、小型ロケットでその都度希望の軌道に打ち上げるのが、どのようにすみ分けられていくのか、気になるところです。

【今週(11/5~11/11)のピックアップ】
1.軌道上ガソリンスタンド計画、実現に向けた微小重量下での実験スタート
2.スペースX、11/20に71機の衛星打ち上げへ
3.Falcon 9、最高クラスのロケットであることを表すカテゴリー3認定へ

【参考記事】
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