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アクセルスペースが資金調達。2023年までにGRUS10機体制へ 【週刊宇宙ビジネスニュース 2021/5/10〜5/16】
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アクセルスペースが資金調達。2023年までにGRUS10機体制へ
3月22日に4機の光学観測衛星GRUSの打ち上げに成功し、5月7日には4機からの最初の画像を公開した株式会社アクセルスペースホールディングスが、シリーズCラウンドの資金調達を発表しました。今回の資金調達で約25.8億円を獲得し、同社の累計調達額は約76億円となりました。
プレスリリースによると今回出資した主要引受先は以下となっています。
- 宇宙フロンティアファンド
- ジャパン・コインベスト3号投資事業有限責任組合
- JPインベストメント1号投資事業有限責任組合
- 31VENTURES-グローバル
- ブレイン-グロースⅠ合同会社
- 京セラ株式会社
- 三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合
同社の100%子会社である株式会社アクセルスペース(以下:アクセルスペース)は、小型衛星を活用した地球観測プラットフォームAxelGlobeに取り組んでいます。
今回調達した資金は5機の新たな光学観測衛星GRUSの製造及び打ち上げに活用し、2023年までの打ち上げを目指す予定です。現在の5機体制のAxelGlobeでは2日に1回の撮影頻度ですが、2023年に10機体制が実現すると、世界のあらゆる地域で1日1回の撮影が可能となる予定です。
今回の資金調達にあたり、アクセルスペースの代表取締役CEOの中村友哉氏は、以下のコメントを出しています。
2021年は、6年前にAxelGlobe計画をスタートさせて以来、アクセルスペースにとって最もエキサイティングな年になると確信しています。弊社は2021年を衛星データ普及元年と位置付け、あらゆる業界のプレイヤーとの協力・連携を進めてまいります。
5機体制のサービスの開始を順調に進めつつ、10機体制に向けた資金も獲得したアクセルスペース。今年以降、アクセルスペースが進める地球観測プラットフォームAxelGlobeの構築が加速させることに期待です。
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