JFEエンジニアリングが宇宙ベンチャー企業3社に出資

エネルギーシステムやインフラ事業に取り組むJFEエンジニアリング株式会社が、東京センチュリー株式会社と共同で設立した「一般社団法人J＆TC Frontier」を通じて宇宙ベンチャー3社への投資を実行しました。

今回、JFEエンジニアリングは、衛星データの防災・減災などへの有効活用や、超小型衛星の製造・運用技術の応用可能性の探索を行うため、株式会社ALE・株式会社アクセルスペース・株式会社スペースシフトの3社に投資を行いました。

J＆TC Frontierは、JFEエンジニアリングの技術力、東京センチュリーの金融・サービス機能を持ち寄り、「DX」「ライフサイエンス」「航空・宇宙」「グリーンリカバリー」のフィールドに取り組む企業に対し、今後2～3年で100億円程度の投資活動を行う予定とのことです。

また、JFEエンジニアリングは、インターステラテクノロジズ株式会社が設立した「みんなのロケットパートナーズ」に2020年から参加するなど、宇宙がより身近になるための投資及び協業を進めています。

宇宙ベンチャーへの投資はベンチャーキャピタルが牽引していますが、日本は欧米諸国よりも事業会社による投資件数が多いのが特徴です。（詳細はこちら：宇宙ベンチャーの資金調達！国内・海外宇宙ビジネスの調達方法と実例まとめ【2019】）

宇宙ベンチャー企業は、宇宙ビジネスが地球での暮らしにどのような利益を還元できるかを上手く示すことで、投資をはじめとする事業会社からの協力を得られるといえるかもしれません。

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