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ホンダが小型ロケット開発を正式発表。自動運転技術を活かした「再使用型」【週刊宇宙ビジネスニュース 2021/9/27〜10/3】

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9月30日、本田技研工業(以下ホンダ)は、衛星を低軌道上に打ち上げる再使用型の小型ロケットの開発に取り組んでいることを発表しました。

打ち上げ後にロケットの一部を着陸させ、再使用できるようにする仕組みの開発のため、自動運転技術の開発などを通じて培った制御・誘導技術を活かしたい考えです。

小型ロケットの開発は「さまざまな製品開発を通じて培った燃焼技術や制御技術などのコア技術を生かして小型ロケットを造りたい」という若手技術者の発案がきっかけになったといいます。試験機は2030年までに打ち上げられる計画です。

ホンダは2021年4月行われた、代表取締役社長 三部 敏宏氏の社長就任会見で小型ロケットの開発を進めていることを発表していましたが、今回新たに同ロケットが再使用型であることを明らかにし、打ち上げのスケジュールも公開されました。

小型衛星の軌道投入ロケットを巡っては、国内ではインターステラテクノロジズが2023年、SPACE WALKERが2026年に打ち上げを開始する予定です。さらに、海外に目を向けると、Astra やFirefly Aerospace、Relativity Spaceなどの新興企業が商業打ち上げの本格始動を控えています。

そのような中で、ホンダがどのように事業を成長させていくのかに注目が集まるでしょう。

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