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ICEYEの小型SAR衛星コンステが世界最大級の16機体制へ。米拠点での製造を加速する計画も【宇宙ビジネスニュース】

【2022年1月17日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

1月13日(現地時間)、SpaceXのライドシェアミッション「Transporter-3」によって、105機の小型衛星が宇宙へと打ち上げられました。

そのうちの2機は、フィンランドのベンチャー企業ICEYEの15号機と16号機となる小型SAR衛星です。今回の打ち上げが成功したことにより、ICEYEの小型SAR衛星コンステレーションを構成する機数は、世界最大級になりました。

今回打ち上げられた衛星のうちの1機は、アメリカ拠点で製造され、ライセンス付与、運用が行われています。

ICEYEは2021年4月に、アメリカ・アーバインに子会社「ICEYE US」を開設したと発表していました。

ICEYE USは2021年11月に、米陸軍と最先端の地球観測技術の共同開発に取り組む契約を獲得するなど、アメリカ市場への展開にも注力しています。

プレスリリースによると、2022年は、ICEYE USは人材を増強し、アーバインで製造する機体数を増やすほか、新たにワシントンD.C.地域にオフィスを開設する計画です。

また、当初の発表では、ICEYEの小型SAR衛星コンステレーションは18機で構成される予定。コンステレーションの完成が目前に迫っているなか、ICEYEがどのようなビジネスモデルやソリューションを打ち出していくのかに、注目が集まるのではないでしょうか。

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参考

ICEYE Expands World's Largest SAR Satellite Constellation; launches first U.S. built spacecraft

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