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アメリカの投資会社が約8800億円でMaxar Technologiesを買収。「資金面など支援していく」【宇宙ビジネスニュース】

【2022年12月19日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

12月16日、大手地球観測企業Maxar Technologies(マクサーテクノロジズ、以下Maxar)をアメリカの投資会社Advent International(アドベントインターナショナル)が約64億ドル(約8,750億円)で買収する最終合併契約を締結したことが発表されました。Maxarは買収後も引き続きアメリカでの運営を続けます。

Maxarは民間では最高級の解像度を誇る光学衛星World Viewシリーズを保有することで知られています。2022年5月にはアメリカの国家偵察局(NRO)と最長10年間まで延長可能な10億ドル(約1,300億円)規模の衛星画像を販売する契約を結びました。

Advent Internationalは1984年に設立され、マサチューセッツ州ボストンを拠点とする世界最大級の投資会社です。世界41カ国において400件以上のプライベート・エクイティ投資を行い、890億ドルの運用資産を有しています。(2022年9月時点)

Advent Internationalの会長兼マネージングパートナーであるデイビット・ムセーファー氏は

「私たち(Advent International)は、米国の防衛・情報機関や同盟国への中核的プロバイダーであるMaxar社の取り組みを優先させるとともに、Maxar社がその技術やチームメンバーを政府や民間顧客のミッションやプログラムにさらに十分に適用させるために必要な資金や運営面でのサポートを行います」

と述べています。

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参考

MAXAR TECHNOLOGIES TO BE ACQUIRED BY ADVENT INTERNATIONAL FOR $6.4 BILLION

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