宙畑 Sorabatake

Tellusのアップデート

【100名限定】無料で学べるPythonと機械学習 by Tellus×TechAcademy

「衛星データの解析をしてみたいけど、Pythonを全く使ったことがなくて不安」「解析事例記事で出てくるプログラミングコードの内容をもっと理解できるようになりたい」 という方必見!自宅にいる時間が多くなった今の時期におすすめのPythonの使い方を学べるe-Learningをご紹介します!

記事作成時から、Tellusからデータを検索・取得するAPIが変更になっております。該当箇所のコードについては、以下のリンクをご参照ください。
https://www.tellusxdp.com/ja/howtouse/access/traveler_api_20220310_
firstpart.html

2022年8月31日以降、Tellus OSでのデータの閲覧方法など使い方が一部変更になっております。新しいTellus OSの基本操作は以下のリンクをご参照ください。
https://www.tellusxdp.com/ja/howtouse/tellus_os/start_tellus_os.html

新型コロナウイルス感染症の影響で原則リモートワークとなり、休日の時間に行きたかったセミナーも軒並み中止が決まり、想定外の空白の時間が出来てしまったという方も多いのではないでしょうか。

そこで、その時間をPythonの基礎から、機械学習の手法を学んでTellusを使ったデータ解析ができるようになる時間に使ってみませんか?

「初心者向けTellus学習コース」申込ページ

(1) Tellus×TechAcademyによる特例対応

これまで「ゼロからのTellusの使い方」の記事などでTellusを使った衛星データの解析方法などを紹介してきましたが、解析をするにはPythonの使い方や、コードで書かれている内容の意味を理解しないと解析できず、実践までやろうとしてもなかなか取り組むことができないという方も多かったのではないでしょうか。

また、2月27日にVer2.0にアップデートを行った衛星データプラットフォーム「Tellus」では、マーケットがオープンしたことでさらに使えるデータも増える見込み。宙畑としても、ぜひ皆さんにTellusをよりご活用いただきたい。

そこで、皆さんにおすすめのe-Learningコンテンツを紹介します。

今回、プログラミング初心者の方でも、プログラミングの基礎からPythonの使い方、機械学習の手法などを学ぶことができる「初心者向けTellus学習コース(※)」の提供を抽選で100名の方に3月16日から開始します。

定員 100名→150名
※好評につき、定員100名→150名に増枠しました。(2020年3月11日追記)
※定員を超えた場合は抽選といたします。

3月10日~12日の3日間のみと、限られた申込期間のため、お早めにお申し込みください。

「初心者向けTellus学習コース」申込ページ

※「初心者向けTellus学習コース」は、プログラミングやアプリ開発について学ぶことができるオンラインスクール「TechAcademy」を運営しているキラメックス株式会社の協力のもと、昨年12月より200名の方に抽選によって提供していたe-Learningコンテンツです。

さくらインターネット、プログラミングの基礎が学べるオンライン講座を無料提供

日本政府の衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」とは【インタビュー】(TechAcademy magazine)

(2) 「Tellus×TechAcademy初心者向けTellus学習コース」の受講方法と学べる内容詳細

「初心者向けTellus学習コース」を受講するにはウェブサイトから申し込みすることができます。
サイトにアクセスして「エントリーする」からお申し込みください。

「初心者向けTellus学習コース」申込ページ

受講できる内容は以下の通りです。

Lesson0 事前準備
受講時に必要な各ツールの準備やカリキュラムの進め方について紹介します。
GoogleChromeのインストール方法やJupyterLabの起動の仕方など使ったことがない方にもわかりやすく説明します。

Lesson1 Python基本文法 
機械学習に必要なPythonの文法について学習します。
足し算引き算など基本的な四則計算から、関数の入力例など基礎的な知識を身に着けることができます。(受講目安6時間)

Lesson2 NumPyの使い方(数値計算)
機械学習や統計分析でよく利用される行列計算を行うライブラリNumPyの使い方について学習します。計算時にどのような命令を入力する必要があるか、NumPyを使って学びましょう。(受講目安2時間)

Lesson3 Matplotlibの使い方(グラフ描画)
分析した結果をグラフで可視化するため、グラフの描画ができるライブラリMatplotlibの使い方について学習します。折れ線グラフや棒グラフといった代表的なグラフの表し方、データの追加の仕方などを学ぶことができます。(受講目安1時間)

Lesson4 Pandasの使い方(データ解析)
CSVファイルを読み込んでデータ解析を行えるライブラリPandasの使い方について学習します。サンプルとして用意されているファイルから必要なデータのみ表示する方法や、特定の条件で抽出する方法などを学ぶことができます。(受講目安1時間)

Lesson5 Pillowの使い方(画像加工)
画像ファイルを読み込むためのライブラリPillowの使い方について学習します。画像の大きさや色を調整したり、画像を数値化しグラフ化したりする方法も学ぶことができます。(受講目安1時間)

Lesson6 scikit-learnの使い方(機械学習)
機械学習のフレームワークscikit-learnの使い方と機械学習の流れについて学習します。機械学習をするためのデータの準備、機械学習した結果の評価まで大まかな流れを、実例を通して学ぶことができます。(受講目安3時間)

Lesson7 機械学習の実践
Scikit-learnと航空写真・統計データを使った実践的な機械学習の実習をします。画像からゴルフ場の場所を抽出する例と、東京都の人口データを使って予測値を求める例から機械学習の手法を実践しながら学ぶことができます。(受講目安6時間)

(3) Tellusを使って実際にデータを触ってみよう

「初心者向けTellus学習コース」では、それぞれのLessonごとに課題があり、自分の理解度も確認することができます。ぜひわからないところは繰り返し学習し理解を深めていってください。
また、理解できたら実際にいろいろなデータを使って分析したいと思う人がいるかと思います。
学べた人はぜひ、Tellusのデータを使って自分でもデータの分析に挑戦してみましょう。

Ver2.0の新しいサイトには、「How to use」のページの中に、Tellusの使い方や解析事例を紹介しているページがあり、サンプルのコードも紹介しています。

How to useのページで紹介している解析事例
任意地点の標高データを取得・解析する
世田谷区の標高データを例にして、標高データをグラフに表したり、最大値や最少値、平均値などを求める方法を紹介します。世田谷以外の標高データを使って、気になる場所を調べてみるのはいかがでしょうか。

地図タイル画像を比較する
特定のエリアを切り取って違うエリア同士で比較したり、時系列データを比較したりする方法を紹介します。植生の違いを例にしていますが、調べたい情報によってデータを入れ替えて比較してみましょう。

Landsat-8の光学画像を利用し、水稲の収量減少を捉える
人工衛星で水田の分布を求めて、水田が増えているのか減っているかを調べ、さらに実際のお米の収穫量データも参照し、水田の増減が、収穫量と相関があるかどうかを検証する方法を紹介します。データからどんなことが読み取れるかデータを扱うことでいろいろな見方を考えてみましょう。

解析を実践するためには、Tellusの開発環境の申込が必要になります。
Tellusのユーザー登録が完了していない方は、Tellusのトップページの「会員登録・ログイン」からユーザー登録をしたのちに、開発環境をお申し込みください。

開発環境の導入についてはこちら

宙畑のほかの記事でもTellusの使い方や解析の事例を紹介していますので、ぜひそちらも参考にデータ解析に触れてみてください。
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「初心者向けTellus学習コース」申込ページ

開発環境の利用方法[Tellus(How to use)]
解析事例[Tellus(How to use)]

ゼロからのTellusの記事一覧[宙畑]
データ利用の記事一覧[宙畑]

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参考記事