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Masten Space Systemsが新型の垂直離着陸ロケットを発表。2023年の初飛行を目指す【週刊宇宙ビジネスニュース 2021/10/4〜10/10】
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Masten Space Systemsが新型の垂直離着陸ロケットを発表。2023年の初飛行を目指す
これまでに多数の垂直離着陸型ロケットを開発しているMasten Space Systemsが、6機目の垂直離着陸型ロケットであるXogdorを発表しました。
Mastenは、2020年10月に発表されたNASAのTipping Point Selectionsに選ばれたことを受け、地上試験能力を商業打上げ向けに拡大させることを目的にXogdorの開発に着手しました。2009年以降、600回以上の小型ロケットの垂直離着陸に成功しているMastenですが、宇宙空間への到達も視野に入れたロケットの発表は今回が初めてとなります。
Xogdorは、全長が約8.2mでメタンを燃料とする液体ロケットエンジンを搭載し200kgのペイロードの搭載が可能なほか、亜音速である約720km/hまで加速して垂直離着陸を実現します。ただ、顧客のニーズに応じて、マッハ3.5の超音速までの加速も可能な設計となってるようです。これによりXogdorはサブオービタル飛行が可能になります。今後、Xogdorは月面や火星への有人ミッションやロボットなどの精密機器の安全な着陸の実現を目指して開発を続けていくようです。
Mastenは2022年末までにXogdorの開発を完了し、早ければ2023年にテスト飛行を開始する予定です。5番目の機体であるXodiacによる宇宙技術の検証と並行してXogdorの開発を進めるMastenに引き続き注目です。
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Masten Kicks Off Development of Xogdor, our Newest Rocket with Supersonic Speed