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欧州の次世代ロケット「アリアン6」の初打ち上げが24年に延期。Amazonの通信衛星も搭載予定【宇宙ビジネスニュース】
【2023年8月14日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
ESA(欧州宇宙機関)のジョセフ・アッシュバッハー長官が自身のSNSで、アリアンスペース社が中心となって開発している新型ロケット「Ariane 6」の初打ち上げの時期を2023年第4四半期から2024年に延期することを伝えました。
Ariane 6には2つのバージョンがあり、静止軌道には最大11,500kg、地球低軌道には最大20,600kgのペイロードを輸送することができます。当初は2020年に初打ち上げが実施される予定でした。
また、Ariane 6で打ち上げる予定の衛星として、Amazonの通信衛星コンステレーション「プロジェクト・カイパー」が発表されています。
9月4日に開催が予定されている定例報告会で、具体的な打ち上げ予定時期が報告される見込みです。
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宙畑編集部