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小型SAR衛星ICEYE2号機、初画像を4日で公開【週刊宇宙ビジネスニュース 12/10~12/16】

一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを厳選してお届けする連載「週刊宇宙ビジネスニュース」は毎週月曜日更新!

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民間による民間のための宇宙旅行時代がもうすぐそこまで来ています。

小型SAR衛星ICEYE2号機、初画像を3日で公開

ICEYE-X2のファーストライト Credit : ICEYE

2018年12月3日に打ち上げられた64機の衛星の1つとして打ち上げられた、
フィンランドを拠点とするスタートアップICEYEの小型SAR衛星の2号機(ICEYE-X2)。
そのファーストライトが先日公開されました。
打ち上げ後、バス機器の機能確認や、撮影のためのキャリブレーションなどもある中で、
12月7日、たったの4日でデータ公開まで至るのは、さすがスタートアップのスピード感です。
実績を積んできたこともあり、画像公開後に投資も続々と集まっています。

SAR衛星は、雲がある中や夜間であっても地上の様子を撮影できるため、
多くのベンチャー企業が小型SAR衛星によるコンステレーションを試みています。
SAR画像の理解には光学画像と合わせることが有効と言われており、
先行してデータが蓄積されている光学画像を用いてSAR画像を理解していくことが、
SAR画像でのサービス実現に向けて大切なステップと考えられます。

光学画像と言えば、キヤノン電子も先日、同社ホームページに衛星画像を公開しました。
同社の衛星にはキヤノン製のカメラ(EOSとPowerShot)を搭載しているようです。
民生部品の割合が増えるほどに、(検証項目は増えるかもしれないものの)衛星の製造コストも下がると考えられます。
そのため、同社の試みは、今後の光学系の小型衛星開発を試みている企業に、
とても良い大きな選択肢を与えたと言っても良いでしょう。

衛星データが蓄積され始めている今、次に必要なのは利用分野の開拓です。
どのような新しいサービスが今後展開されていくのか、楽しみです。

参考
ICEYE Receives 10M€ Capital Loan from Business Finland To Initiate Internet of Locations
This image of Spain is the first from an all-seeing satellite constellation by startup ICEYE

【週刊宇宙ビジネスニュース 12/10~12/16】