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スペースシフトがMicrosoft for Startupsに採択。Azureを活用したSAR衛星データ解析アルゴリズム開発を加速【宇宙ビジネスニュース】
【2022年1月17日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
スペースシフトがMicrosoft for Startupsに採択。Azureを活用したSAR衛星データ解析アルゴリズム開発を加速
衛星データ解析システムの開発を手がけるスペースシフトが、Microsoft Corporationが展開するスタートアップ支援プログラムである”Microsoft for Startups”に採択されたと発表しました。
スペースシフトは2009年に創業した日本の宇宙ベンチャー企業で、機械学習を活用したSAR(合成開口レーダー)衛星データの自動解析ソフトウェアを開発しています。
スペースシフトはSAR衛星データ解析のアルゴリズム精度検証などにおいて、Microsoftが提供するクラウドであるAzureを活用し、技術開発をより加速させていく予定です。また、Azureを活用したGSaaS(Ground Segment as a Service)サービスであるAzure Spaceとの連携も視野に入れ、衛星データ利用分野でのクラウド活用も促進していくとのことです。
Microsoft for Startupsには、衛星データ解析コンテストを運営するSolafuneも採択されています。衛星データ事業者がクラウド事業者と連携する動きが加速してきています。今後のサービスの拡大に引き続き注目です。
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