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衛星データや航空写真で水域のゴミ集積地検出を目指す。解析コンテスト運営のSolafuneと岡山市が共同で【宇宙ビジネスニュース】
【2022年10月24日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
10月17日、衛星データの解析コンテストを運営するSolafuneは、岡山市と共同で、水域を中心とするゴミのホットスポット検出技術の実証事業を開始したことを発表しました。
岡山市は、河川や水路、ため池などの水域にゴミ等が漂着し集積しやすく、大きな問題となっています。
岡山市によると、市内には河川等のゴミのホットスポットが少なくとも200箇所あることが調査によってわかっているといいます。水路や河川に流入するゴミは生活の重要な資源である水を汚染する恐れがあるほか、ホットスポットから海へのゴミの流出も懸念されます。
そのため、岡山市職員は「市内全域の(ゴミの)ホットスポットを継続的にモニタリングできるようにしたい」と要望を挙げていました。
今回のSolafuneと岡山市によるゴミのホットスポット検出技術の実証事業は、岡山市がスタートアップを公募し、市職員と協働で社会課題や行政課題の解決手法を最先端のテクノロジーや斬新なアイデアを用いて見出し、製品・サービスとして構築・実証までを行う「GovTech Challenge OKAYAMA」の一環として実施されます。
ゴミのホットスポット検出技術が実証されれば、世界的な問題となっている海洋プラスチック問題の解決策にも繋がるのではないかと期待されます。
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参考
「GovTech Challenge OKAYAMA2022(先進技術社会実証支援事業)」で社会実証を行うスタートアップが決まりました