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宇宙での大型構造体建築を構想するSpace quarters、フランス国立宇宙センターから研究を受注【宇宙ビジネスニュース】

【2023年3月13日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

3月10日、電子ビーム溶接技術を用いて宇宙で大型構造体を建築するサービスを構想しているSpace quartersが、フランス国立宇宙センター(CNES)から宇宙建築技術の研究を受託したことを発表しました。

Space quartersは、元IHI技術開発本部の大西 正悟氏らが2022年6月に創業したスタートアップ企業です。宇宙構造体の権威である東北大学の槙原 幹十朗教授と電子ビーム溶接技術の権威であるフランス・パリ=サクレー大学のメーヌ教授をはじめとする専門家チームを有しているといいます。

また、2022年に実施された内閣府主催の宇宙ビジネスアイデアコンテスト「S-booster2022」では、「宇宙溶接を用いたパネル接合型大型ステーションモジュールの建築」を発表し、スカパーJSAT賞を受賞しました。

今回Space quartersが受託したのは、Space quartersの建築技術の市場性や、既存の古い宇宙建築技術との比較検討、それら技術の適用方法や適用分野の検討に関しての研究です。研究結果は2023年に報告し、その後の連携強化を検討する予定だといいます。

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参考

日本発宇宙スタートアップのSpace quartersが、フランス国立宇宙センター(CNES)から宇宙建築技術の研究を正式受託

宇宙建築スタートアップのSpace quartersがS-booster2022でスカパーJSAT賞を受賞

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