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2025年に音声通話が可能に。Starlinkとスマホの直接通信でサービスが拡大【宇宙ビジネスニュース】
【2023年10月16日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
SpaceXは通信衛星Starlinkと携帯電話が直接通信する「Direct to Cell」の公式サイトを開設しました。公式サイトによると、2024年にSMSなどのテキストメッセージの送受信、2025年に音声通話とデータ通信のサービス提供が開始される予定です。
Starlink衛星には、携帯電話事業者が基地局として設置している「eNodeB」が搭載されており、既存のLTE対応スマートフォンで直接サービスを使えるようになっています。
公式サイトには、サービス提供事業者として、T-MOBILE (アメリカ)、OPTUS (オーストラリア)、ROGERS (カナダ)、ONE NZ (ニュージーランド)、KDDI (日本)、SALT (スイス)の社名が挙げられています。
KDDIはStarlinkとauスマートフォンとの直接通信サービスの提供に向けて、SpaceXと新たに業務提携したことを8月30日に発表していました。その際にKDDIは「両社は、世界各国の通信事業者とも協力し、海外渡航時においても本サービスが利用できるよう検討していきます」と述べています。
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