宙畑 Sorabatake

宇宙ビジネス

アポロ計画を描いた本・映画おすすめ38選!より深く楽しめる作品をランキング

アポロ11号の月面着陸50周年を記念した連載企画の第1回目では、アポロ計画を深く楽しめる“作品”をピックアップ!当時、月面着陸のテレビ中継に見入った世代の方々。アポロ計画を知らない若者世代の少年少女。みなさんが楽しめるアポロ計画の書籍や映像作品をご紹介します。

アポロ計画に関する作品は世の中に溢れています。しかし、「人はどのように月まで行ったのだろう?」など技術やミッションについてより詳しく知りたいと思ったとき、その答えを提供している作品はさほど多くありません。ましてや日本語となると、情報は一気に減ってしまいます。

アポロ計画に関する作品群の迷路に迷わないため、アポロ計画についてより深い知識をつけることができる作品を宙畑がピックアップし、部門別にランキング形式で紹介します。その作品を楽しむために要する時間の目安や、前提知識を持っていた方がより奥深い世界を堪能できる難易度の指標をつけました。もちろん、読書のスピードや楽しみ方は人それぞれ!コーヒーや紅茶を片手に、過去にタイムスリップしてみませんか?

「あのときの感動をもう一度!」「アポロ計画ってなに?」月面着陸50周年記念を機に、気になる本やDVDを手にとってみましょう。

本連載は、アポロ計画による月面着陸50周年を記念してお届けしています。
今後も様々なアポロ計画にまつわる話をご紹介していきます!

アポロ計画に関する日本語書籍紹介(カテゴリー別)

まずは日本語の書籍を7つの部門に分類したランキングをご紹介します!

「映像化作品」部門
「絵や写真で楽しむアポロ計画」部門
「技術開発の視点から振り返るアポロ計画」部門
「宇宙飛行士の視点から振り返るアポロ計画」部門
「政府主導のアポロ計画から発展した現代の宇宙開発」部門
「視点が斬新」部門
「宇宙開発史におけるアポロ計画位置づけ」部門

「映像化作品」部門

第1
「ファーストマン –ニール・アームストロングの人生-(上・下)」
ジェイムズ・R. ハンセン著(訳:日暮雅通、水谷淳)、ソフトバンククリエイティブ(2007年)
原題:“First Man: The Life of Neil A. Armstrong”(2005年)
お楽しみ目安:1ヵ月、難易度:★★★★
映画も良いけど、やはり詳細を知るには原作が一番!人類で初めて月面に降り立ったニール・アームストロングの伝記。2019年、映画「ラ・ラ・ランド」で人気を博した俳優ライアン・ゴズリングがニール・アームストロング役を務めた映画「ファーストマン」放映に合わせ文庫化。

第2
「ドリーム NASAを支えた名もなき計算手たち」
マーゴット・リーシェタリー著(訳:山北 めぐみ)、ハーパーコリンズ・ジャパン(2017年)
原題:“Hidden Figures: The American Dream and the Untold Story of the Black Women Mathematicians Who Helped Win the Space Race”(2016年)
お楽しみ目安:1ヵ月、難易度:★★★★
NACAラングレー記念航空工学研究所に勤めたアフリカ系アメリカ人数学者の知られざる活躍を描く傑作。時代に翻弄されながらも「幸運の女神は周到に準備する者にこそほほえむ」ことを信じ、果敢にキャリアの道を拓いた女性たち。計算手、数学者、エンジニア、科学者約50名、その他約数百名から千人とも言われる名もなき女性の働き手を賛辞する。働く女性におすすめ。

第3
「人類、月に立つ(上・下)」
アンドルー・チェイキン著(訳:亀井よし子)、日本放送出版協会(1999年)
原題:“A Man on the Moon: The Voyages of the Apollo Astronauts”(1994年)
お楽しみ目安:1ヵ月、難易度:★★★★
月の周回軌道を飛行したアポロ宇宙飛行23人(亡くなった1名を除く)のインタビューに成功したジャーナリストによる渾身の一作!俳優トム・ハンクスが監督したアポロ計画のドラマ「フロム・ジ・アース/人類、月に立つ」製作の際、重宝された本。アポロ8号からの各ミッションを時系列順で丁寧に描く。

「絵や写真で楽しむアポロ計画」部門

第1
「ニール・アームストロング 人類史上初めて月に降り立った宇宙飛行士」
縣秀彦(監修)、藤森カンナ(漫画)、学研教育出版(2015年)
お楽しみ目安:2時間、難易度:★
オールカラーが魅力の小学生向け伝記漫画。年表が整理されていて、時代の流れがとても分かりやすい。アポロ計画を知らない世代の導入書に最適なので、堂々1位に選出!本の表紙には地球が映る「バイザーショット」のイラストが!

第2
「アポロ11月面着陸から現代へ」
ピアーズ・ビゾニー著(訳:日暮雅通)、河出書房新社(2009年)
原題:“ONE GIANT LEAP -Apollo 11 40 Years On-”(2009年)
お楽しみ目安:1週間(写真だけ楽しむのも良し!)、難易度:★★★
鮮明な写真を見ながらアポロ計画について学べる本。宇宙飛行士の言葉と共に、アポロ11号の写真を多数掲載。訳者は「ファーストマン」も翻訳している日暮雅道先生。(シャーロック・ホームズをはじめとする推理小説、SF、コンピューター、宇宙に関する本を数多く翻訳。)
Google EarthのアイディアのヒントともなったSF小説「スノウ・クラッシュ」も翻訳する千里眼を持つ訳者にも注目です。

第3
「月をマーケティングする アポロ計画と史上最大の広報作戦」
デイヴィッド・ミーアマン・スコット、リチャード・ジュレック著
(訳:関根光宏、波多野理彩子)(2014年)
原題:“Marketing the Moon”(2014年)
お楽しみ目安:2週間、難易度:★★
切り口が斬新!アポロ計画をマーケティングや報道の観点から分析する面白い一冊。原書では大きくて重いハードカバーが、日本語版ではペーパーバックで読みやすく登場!

第4
「NASA The Complete Illustrated History
マイケル・ゴーン著(監修:毛利衛)、(2006年)
お楽しみ目安:1ヵ月(写真だけ楽しむのも良し!)、難易度:★★★★
毛利衛宇宙飛行士監修の写真集。NASAがまだ航空諮問委員会NACAと呼ばれていた時代から宇宙ステーションまでの歴史を綴る。極超音速実験機X-15で高度100 kmに達したジョー・ウォーカー宇宙飛行士が、カウボーイが馬に乗るようにX-1Aに飛び乗ろうとしているレアな写真を掲載!本が大きく、重いので覚悟を。

「技術開発の視点から振り返るアポロ計画」部門

第1
「デジタルアポロ -月を目指せ 人と機械の挑戦-」、
デビッド・ミンデル著(訳:岩澤ありあ)東京電機大学出版(2018年)
原題:“Digital Apollo -Human and Machine in Spaceflight-”(2008年)
お楽しみ目安:2週間、難易度:★★★★
「アポロ誘導コンピューター(計算機)」の開発物語。ライト兄弟の飛行の起源から月面着陸、スペースシャトルまでの有人飛行変遷の歴史を辿る。宇宙船のコントロールは「人間」と「機械」がどのように役割を担ってきたのか!? 飛行好きにはたまらない一冊。

第2
「月着陸船開発物語」
トーマス・J.ケリー著(訳:高田剛)、プレアデス出版(2019年)
原題:“MOON LANDER -How We Developed the Apollo Lunar Module-”(2001年)
お楽しみ目安:1ヵ月、難易度:★★★★★
アポロ計画で重要な役割を担った3つの宇宙船「月着陸船、司令船、機械船」の「月着陸船」に焦点をあてた、グラマン社技術者が語る開発物語。川崎重工で設計と飛行試験の両部門において、対潜哨戒機、輸送機、救難飛行艇などの開発に携わってきた高田剛先生による渾身の長編翻訳!

第3
「アポロ13号 奇跡の生還」
ヘンリー・クーパー・Jr著(訳:立花隆)、新潮社(1994年)
原題:“Thirteen: The Flight That Failed”(1973年)
お楽しみ目安:1週間、難易度:★★★★
異常事態発生から技術開発と想定外に対する対処法を読み解く。「成功した失敗」と言われるアポロ13号。事故の発生、月の周回、復路、帰還に分けて、アポロ計画で唯一月面着陸しなかったミッションを描く。翻訳は「宇宙からの帰還」を執筆した立花隆先生。

「宇宙飛行士の視点から振り返るアポロ計画」部門

第1位
「アポロとソユーズ―米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実」
デイヴィッド・スコット 、アレクセイ・レオーノフ 著、
(訳:鈴木律子、奥沢駿)ソニーマガジンズ(2005年)
原題:“Two Sides of the Moon”(2006年)
お楽しみ目安:1ヵ月、難易度:★★★★

本の内容構成が秀逸!アポロ15号で月面着陸したアメリカの戦闘機乗りデイヴィッド・スコット、そして1965年に世界で初めて宇宙遊泳を行ったソ連の戦闘機乗りアレクセイ・レオーノフが交互にそれぞれの国の視点から宇宙開発競争を振り返る。アポロ計画後の有人飛行計画、地球の軌道を大型宇宙ステーションが周回する「スカイラブ計画」、ソ連との共同プロジェクトである「アポロ=ソユーズテスト計画」についても記載。

第2位
「月面に立った男 –ある宇宙飛行士の回想」
ジーン・サーナン著(訳:浅沼昭子)、飛鳥新社(2000年)
原題:“The Last Man on the Moon: Astronaut Eugene Cernan and America’s Race in Space”(2000年)
お楽しみ目安:2週間、難易度:★★★

「最初」のニール・アームストロング。「最後」のジーン・サーナン。月面に降り立った彼らは同じパデュー大学を卒業。生い立ち、宇宙飛行士選抜、マーキュリー計画、ジェミニ計画、アポロ計画についてジーン・サーナン宇宙飛行士が振り返る。

第3位
「月面上の思索」
エドガー・ミッチェル著(訳:前田樹子)、めるくまーる(2010年)
原題:“The Way of the Explorer: An Apollo Astronaut’s Journey Through the Material and Mystical Worlds”(2008年)
お楽しみ目安:1ヵ月、難易度:★★★★★

アポロ14号の旅から、精神世界の旅へと飛び立った宇宙飛行士による科学と意識の本質への探究。「ノエティック・サイエンス研究所」を設立したミッチェル宇宙飛行士が、アポロ計画での体験、精神世界や宗教などについて語る。

ここで気になるのが、アポロ宇宙飛行士による本の出版と日本語版の翻訳状況!月面を歩いたMOON WALKERの12人含め、出版状況を表にまとめました。原書を読むのも楽しそうですね。

表 アポロ宇宙飛行士の出版状況 Credit : sorabatake

「政府主導のアポロ計画から発展した現代の宇宙開発」部門

「アポロ計画って半世紀も前のことでしょ?今はどうなのよ!?」という、そこのあなた!アポロ計画の開拓者精神は現代にも脈々と受け継がれています。宇宙開発の最先端、「今」を知りたい読者の方へおすすめする本を選びました。再び月を目指そうとする挑戦者たちの物語です。

第1位
「宇宙の覇者 ベゾスVSマスク」
クリスチャン・ダベンポート著(訳:黒輪篤嗣)、新潮社(2018年)
原題:“THE SPACE BARONS –Elon Musk, Jeff Bezos, and the Quest to Colonize the Cosmos-”(2018年)
お楽しみ目安:2週間、難易度:★★★

起業で億万長者となり、私財を宇宙開発に投資する挑戦者たち。スペースX社のイーロン・マスク(PayPal、テスラなど創業)、ブルーオリジン社のジェフ・ベゾス(アマゾン創業)、ヴァージン・ギャラクティック社のリチャード・ブランソン(ヴァージン・グループ創業)、バルカン・エアロスペース社のポール・アレン(マイクロソフト共同創業者)の4名に焦点をあてる。

第2位
「Xプライズ 宇宙に挑む男たち」
ジュリアン・ガスリー著(訳:門脇弘典)、日系BP社(2017年)
原題:“How to Make a Spaceship: A Band of Renegades, an Epic Race, and the Birth of Private Spaceflight”(2016年)
お楽しみ目安:2週間、難易度:★★★

Xプライズ財団を設立したピーター・ディアマンディス氏の人生を辿る。マサチューセッツ工科大学の学部生時代に、学生宇宙団体SEDSを設立。その後、ハーバード大学医学大学院を修了後も医師の道には進まず、国際宇宙大学(ISU)、インターナショナル・マイクロスペース、エンジェル・テクノロジースの立ち上げに邁進。やがて、宇宙開発や商業宇宙旅行のイノベーションを牽引していく非営利組織Xプライズ財団を創設した半生を描く。

第3位
「HAKUTO、月面を走れ 日本人宇宙企業家の挑戦」
袴田武史著、祥伝社(2016年)
お楽しみ目安:1週間、難易度:★★

日本も負けていない!起業がまだ主流でない日本で宇宙ビジネスを立ち上げ、多くの人に夢を与え、夢は現実に変えられることを教えてくれる袴田武史氏によるメッセージ。月面探査コンテスト“Google Lunar XPRIZE”に挑むTEAM HAKUTO!日本の存在感を世界にアピールする一大プロジェクトの舞台裏を知る。

第4位
「イーロン・マスク 未来を創る男」
アシュリー・バンス著(訳:斎藤栄一郎)、講談社(2015年)
原題:“Elon Musk: Tesla, SpaceX, and the Quest for a Fantastic Future”(2016年)
お楽しみ目安:2週間、難易度:★★★

オンライン決済サービスのPayPal共同創業からはじまり、テスラモーターズの電気自動車、ソーラーシティの太陽光発電、スペースXのロケット、次世代交通システムのハイパーループ構想など、イノベーションを巻き起こす経営者イーロン・マスクの物語。人類を「国際人」から「惑星間人」へと誘う水先案内人の動向を追う。

「視点が斬新」部門

第1位
「宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八」
小野雅裕著、SB新書(2018年)
お楽しみ目安:1週間、難易度:★★

「イマジネーション」を翼に、月面着陸の小さな一歩から太陽系探査、地球外生命探査、宇宙開発の未来についてイラストも交えながら、NASAのジェット推進研究所(JPL)に勤める日本人の小野雅裕氏が語る!

第2位
「宇宙ロケットの世紀」
野田昌弘著、NTT出版(2000年)
お楽しみ目安:1週間、難易度:★★

アポロ計画を「ロケット」を中心に振り返るには最高の一冊!ユーモアもあり、ロケット愛にあふれる作品。

第3位
「月をめざした二人の科学者 -アポロとスプートニクの軌跡」
的川泰宣著、中公新書(2000年)
お楽しみ目安:1週間、難易度:★★★★★

日本宇宙少年団の宇宙教育センター長も務める的川リーダーの本。米ソの宇宙開発競争をウェルナー・フォン・ブラウンとセルゲイ・コロリョフの人生から描いた作品。

「宇宙開発史におけるアポロ計画位置づけ」部門

第1位
「NASAを築いた人と技術―巨大システム開発の技術文化」
佐藤靖著、東京大学出版会(2007年)
お楽しみ目安:2週間、難易度:★★★

アポロ計画を「システム工学」の観点から読み解く!日本の宇宙開発機関についても考察し、システム工学の意味を問う。

第2位
「NASA -宇宙開発の60年」
佐藤靖著、中公新書(2014年)
お楽しみ目安:1週間、難易度:★★★

巨大技術組織NASAの歴史を追う。アポロ計画に限らず、スペースシャトル、国際宇宙ステーション、無人宇宙探査を「組織」という側面から分析。

第3位
「ファイナル・フロンティア 有人宇宙開拓全史」
寺門和夫著、青土社(2013年)
お楽しみ目安:1.5週間、難易度:★★★

米ソ競争の歴史から、国際宇宙ステーション、スペースシャトルのラストフライトまでの壮大な歴史を颯爽と駆ける一冊!中国の宇宙開発、商業宇宙船、次世代ロケットへと話が展開。

第4位
「NASA式 最強組織の法則」
ロッド・パイル著(訳:熊谷玲美)、朝日新聞出版(2015年)
原題:“Innovation the NASA Way:
Harnessing the Power of Your Organization for Breakthrough Success”(2014年)
お楽しみ目安:1ヵ月、難易度:★★★★

月面探査に加え、火星探査、太陽系探査まで、NASAが直面してきた課題とその解決策を紹介。極超音速実験機X-15、サターンロケット、月面着陸などアポロ計画に関する内容も充実。

第5位
「宇宙開発の50年 スプートニクからはやぶさまで」
武部俊一著、朝日新聞社(2007年)
お楽しみ目安:1週間、難易度:★★★

衛星や探査機の「スター名鑑」!アポロ宇宙船も、数多くある宇宙機の一部にしか過ぎないということを痛感する一冊。

(番外編)アポロ計画に関する英語書籍紹介

「Failure Is Not an Option: Mission Control From Mercury to Apollo 13 and Beyond」
ジーン・クランツ著(2009年)
残念ながらまだ日本語版がないけれど、どうしてもおすすめしたい一冊!管制官の視点からアポロ計画を描写。著者はアポロ13号の“Failure is Not an Option(失敗という選択肢はない)”の台詞で有名になったジーン・クランツ管制官。

アポロ計画に関する映像作品紹介

アポロ計画は映画、ドラマ、ドキュメンタリーの題材として幅広く扱われています。インターネット上の限定ものも!映像作品に関してはランキング形式ではなく、一気に時系列順でご紹介。全制覇できたなら、これであなたもアポロマスター?

映画「ライト・スタッフ(The Right Stuff)」(1983年)
フィリップ・カウフマン監督
名作中の名作。宇宙飛行士に必要な“正しい資質(The Right Stuff)”とは?

映画「アポロ13(Apollo 13)」(1995年)
ロン・ハワード監督
爆発事故が発生したアポロ13号をハリウッドがノン・フィクションで映画化。鳥肌が立つ、あの音楽!「Whose next?(次は誰?)」

ドラマ「フロム・ジ・アース/人類、月に立つ(From the Earth to the Moon)」(1998年)
トム・ハンクス監督
ドラマの5つ星!映画「アポロ13号」にも出演したトム・ハンクスが監督、ナレーションを務めた海外ドラマ!1回60分の全12話。

ドラマ「宇宙へ ~冷戦と二人の天才~(Space Race)」(2006年)
ジル・フラートン・スミス監督
米国のロケット技術者ウェルナー・フォン・ブラウンとソ連の宇宙開発を先導したセルゲイ・コロリョフという二人の天才科学者を通して描いた宇宙開発競争。英国BBC制作ドラマ。1回60分の全4話。

映画「月のひつじ(The Dish)」(2009年)
ロブ・シッチ監督
アポロ映画の5つ星! アポロ計画の月面着陸映像を受信したオーストラリアにあるパークス天文台の感動ストーリー!

ドキュメンタリー「ザ・ムーン(IN THE SHADOW OF THE MOON)」(2009年)
デイヴィッド・シントン監督
ドキュメンタリーの5つ星! 歴代宇宙飛行士のなかでも“MOON WALKER”と崇められる 12人にインタビューし、アポロ計画を回想する迫真のドキュメンタリー!

NETFLIXドキュメンタリー「月面に立った最後の男(The Last Man on the Moon)」(2014年)
マーク・クレイグ監督
ジーン・サーナン宇宙飛行士がジェミニ9号、アポロ10号、アポロ17号での体験を語る。書籍「月面に立った男 –ある宇宙飛行士の回想」と合わせて鑑賞するとより理解が深まる。

映画「ドリーム(Hidden Figures)」(2016年)
セオドア・メルフィ監督
涙なしには見られない!すべての女性を励ます、知られざるアポロ計画の舞台裏。縁の下の力持ちとして偉大な功績を残したアフリカ系アメリカ人女性たちの活躍を描く。
公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/dreammovie/(2019.6.29)

NETFLIXドキュメンタリー「アポロ管制センターの英雄たち(Mission Control: The Unsung Heroes of MIssion Control)」(2017年)
デイビッド・フェアヘッド監督
宇宙開発の黄金時代に活躍したミッションコントロールの管制官たちが、アポロ1号の悲劇、アポロ8号の「地球の出」の感動、アポロ11号の功績、アポロ12号の緊迫した打ち上げ、アポロ13号の起死回生について当時の記憶を回想する。

映画「ファーストマン(First Man)」(2018年)
デイミアン・チャゼル監督
「セッション」「ラ・ラ・ランド」で有名な映画監督デイミアン・チャゼルが贈るニール・アームストロングの伝記映画!ニール・アームストロング船長を俳優ライアン・ゴズリングが演じる。
公式サイト:https://firstman.jp/(2019.6.29)

ニコニコチャンネル・Amazonプライム「岡田斗司夫ゼミ#250『フォン・ブラウン〜ロケットを作った男は神?悪魔? 来年、確実にやってくるアポロ50周年ブームをいまから先取り!』#258『2001年宇宙の旅」を100倍楽しむ冷戦と4人の大統領秘話〜スターゲートはゴシック大聖堂のステンドグラスである説』(2018年)」
オタキングこと岡田斗司夫先生によるアポロ計画50周年を記念する特集3部作!ロケットの模型と共にアポロ計画をマニアックに語る!

ドキュメンタリー映画「アポロ 11:ファースト・ステップ版」(2019年)
トッド・ダグラス・ミラー監督
科学館・博物館での独占公開。過去が鮮明な映像で蘇る。過去にタイムスリップできる、臨場感あふれる作品。
公式サイト:http://apollo11firststeps.jp/(2019.6.29)

月面着陸から半世紀経った今だからこそ、アポロ計画を楽しめる作品が数多く存在します。50周年を記念して、新作も続々登場中です!新たな作品からも目が離せませんね。

月面着陸50周年記念!宙畑連載記事

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