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ドイツ発ベンチャーMynaricが米国防高等研究計画局(DARPA)と契約。次世代光通信端末のアーキテクチャ設計を実施【宇宙ビジネスニュース】
【2021年12月27日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。
地球低軌道に続々と観測衛星が打ち上げられるなか、通信需要が高まっています。
12月20日、衛星搭載用の光通信装置を製造するドイツのベンチャー企業Mynaric(マイナリック:MYNA)が、米国防高等研究計画局(DARPA)の研究プログラム「Space-Based Adaptive Communications Node (Space-BACN)」の一環で、次世代光通信端末のアーキテクチャ設計に取り組むことが決まったと発表しました。
Mynaricはドイツ航空宇宙センター(DLR)の職員2人によって2009年に立ち上げました。2021年11月にNASDAQ市場に上場したことで注目を集めました。同社の光通信端末CONDOR Mk3は100Mbpsから100Gbpsの間でデータ転送レートを設定することができます。
DARPAのSpace-BACNは、低軌道衛星と地上を接続する、高速で低コストな光通信技術の開発を目指しているプログラムです。
今回Mynaricが採択されたのは、Space-BACNのフェーズ0で期間は15週間。続くフェーズ1では光通信端末のベンチトップモデルの開発、フェーズ2ではプロトタイプの開発が予定されています。
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参考
Mynaric selected for DARPA program to lay out future optical communications terminal
Mynaric has announced pricing of Initial Public Offering in the United States