農林水産業の未来を担う事業アイデアを競う「衛星データ活用アワード」の募集開始_PR
昨年度に続き、今年度の「衛星データ活用アワード」の募集が開始されています。 今回は-宇宙技術の力で、農林水産業の未来を切り拓き共創する-をテーマに、農林水産業の課題解決を目指すアイデアを募集中です。ご興味ある方はぜひ詳細をご確認ください。
(1)プログラムの概要
2025年8月22日より、「衛星データ活用アワード」の募集が開始されています。
「衛星データ活用アワード」は、宇宙技術を農林水産業に適用する事業アイデアコンテストとして、農林中央金庫が協賛の下、宇宙サービスイノベーションラボ事業協同組合(SSIL)が運営しています。
日本の農林水産業は、気候変動による生産環境の変化、担い手の不足など多くの課題に直面しており、衛星データなどの最新技術を活かした生産性の向上や効率化に注目が集まっています。
衛星データなど宇宙技術を活かした農林水産業の課題解決のアイデアをお持ちの方はぜひご参加ください。
タイトル:衛星データ活用アワード
応募期間:2025年8月22日(金)~2025年9月30日(火)正午
表彰式:2026年7月中旬(予定)
応募資格:日本国内の法人、個人、グループ
賞金:最優秀賞300万円、審査委員特別賞10万円
「衛星データ活用アワード」は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)および経済産業省主催の「NEDO Challenge,Satellite Data -農林水産業を衛星データでアップデート!-」と共催で実施されています。
プログラムの詳細は、NEDOchallengeの特別サイト内の、「衛星データ活用アワード」の項目をご確認ください。
https://space-data-challenge.nedo.go.jp/
(2)公募テーマ
衛星データ活用アワードで募集される事業アイデアは、以下のテーマに沿った募集となります。
・協賛企業テーマ:農林水産業の「稼ぐ力」や持続可能で「強靭な食料システム」の実現に向けたアイデア
・NEDO Challenge共通テーマ
テーマ1:生産現場の課題解決に資する事業アイデア
テーマ2:資源の管理・監視および物流の高度化に資する事業アイデア
協賛企業テーマは、「IT デジタルを活用したデータビジネスの展開や新たな食農バリューチェーンの構築」を目指す農林中央金庫から提示されているテーマです。
農林中央金庫は協賛企業として衛星データ活用アワードに参画しており、様々な課題を抱える農林水産業の未来を持続可能な産業にするため、強靭な食糧システムを実現するアイデアを募集しています。
NEDO Challenge共通テーマは、共催で実施されている「NEDO Challenge,Satellite Data -農林水産業を衛星データでアップデート!-」でも募集されているテーマです。
NEDOchallengeのサイトでは、応募例なども紹介されているので合わせてご参考ください。
NEDO Challengeの募集はもう終了しているので、タイミングが合わなかった場合も衛星データ活用アワードではまだ間に合います。
(3)表彰までのスケジュール
衛星データ活用アワードの募集期間は、2025年9月30日(火)の正午までです。
書類審査となる1次選考が10月に行われ、その後、2026年4月まで合同ワークショップやメンターとの意見交換などを踏まえて、プレゼンによる最終選考が2026年5~6月に予定されています。
表彰式は2026年7月中旬ということで、約1年をかけたプログラムとなります。
本プログラムを通じて発掘された優れたアイデアや技術は、多角的な事業化支援を行い、必要に応じて事業投資やパートナー連携を進めるとのことです。継続的に事業を推進し、農林水産業の今後を担うサービスが生れていくことが期待されます。

募集要項には、以下の項目が審査基準とされています。
募集要項や応募書類は、こちらからご確認ください。
https://space-data-challenge.nedo.go.jp/#application

昨年実施され、グリーン分野の課題解決アイデアを募った「衛星データ活用アワード 2024」では、26もの応募があり、今後の事業展開にも期待されています。
NEDO Challengeとともに衛星データ活用アワードでも、来年まで様々なアイデアが練られ、最終的に農林水産業の課題をどのように解決するアイデアが生まれるのか今から楽しみです。