宙畑 Sorabatake

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SpaceXが3回目の「Starship」飛行試験を実施。軌道上での推進剤移送テストなども【宇宙ビジネスニュース】

【2024年3月25日配信】一週間に起きた国内外の宇宙ビジネスニュースを宙畑編集部員がわかりやすく解説します。

3月14日、SpaceXは次世代ロケット「Starship」の3回目の飛行試験を実施しました。

2023年11月に実施された2回目のStarshipの飛行試験では、第一段ブースター「Super Heavy」は計画通りに燃焼・分離したものの、異常が発生し、打ち上げから8分後に機体は自律破壊装置により破壊されました。

今回の飛行試験では、第一段ブースターの燃焼・分離に成功し、さらに、宇宙空間でペイロードドアを開閉する試験や軌道上での燃料補給を想定した推進剤を移送する試験も行われました。

NASAの極低温流体管理ポートフォリオプロジェクトのマネージャーを務めるジェレミー・ケニー氏によると、軌道上での極低温推進剤の貯蔵と移送が今回ほど大規模に行われたのは初めてだったといいます。

SpaceXによる中継では、Starshipが大気圏へ再突入する様子も配信され、話題になりました。大気圏へ再突入後、通信が途絶え、インド洋に着水する予定だった機体は喪失したと見られています。

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参考

BUILDING ON THE SUCCESS OF STARSHIP’S SECOND FLIGHT TEST

NASA Artemis Mission Progresses with SpaceX Starship Test Flight

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