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温室効果ガス監視のGHGSatが累計77億円を調達。2023年までに設備を3倍に【週刊宇宙ビジネスニュース 2021/7/12〜7/18】
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温室効果ガスの排出モニタリングを行う、カナダのベンチャー企業GHGSatが、シリーズBで4,500万ドル(約50億円)を調達したと発表しました。2011年の創業以来の調達合計額は7,000万ドル(約77億円)を超えています。
これまでにGHGSatは、二酸化炭素とメタンの排出量を計測できる衛星3機を打ち上げています。
同社は世界のメタンの排出量が見られるサービス「PLUS」を無料で提供しているほか、2021年6月に、温室効果ガスの排出量データ管理ポータル「SPECTRA」をリリースしました。さらに、石油会社のSHELLや経済や金融情報の提供を手掛けるBloombergとの協業を発表していました。
今回調達した資金は、衛星の打ち上げや航空機に搭載するセンサの設置数を増やすのに活用するということです。プレスリリースでは、米国およびヨーロッパ進出も示唆しています。
世界中で環境問題への関心が高まっていることが追い風となり、サービスのニーズも拡大していくのではないかと見込まれます。
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参考
GHGSat Completes Series B Funding and Accelerates Commercialization
GHGSat Launches Industry-Leading Emission Data Management Portal SPECTRA